いつかたどり着く

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このからかいは、人生を幸せにする。いつまでも「からかい上手の高木さん」を読んでいたい

もうすぐからかい上手の高木さんのアニメ、始まりますよ。原作でちゃんと予習してますか?


月刊連載ではあるものの、月に数本掲載されることもある「からかい上手の高木さん」。
2013年のゲッサンminiからスタートした作品も、いつの間にか単行本が6冊も出ています。



来週12/12には、単行本7巻も発売されます。
12月に単行本。1月からアニメスタートと、年末年始は高木さんから目が離せません。


一応これまで、高木さんの単行本感想はすべて書いているので、7巻が出る前に6巻の感想は絶対に書きたくて。
高木さんのからかいは、人生を幸せにするって読んでいて思ってしまうのだ……


たった一言、だけど抜群の破壊力


高木さんのからかいに、いつも西片は勝てません。
それも当然でしょう。
西片が想像するよりずっと、高木さんは西片のことを分かっているのだから。


西片のことをよく分かっている高木さんだから、西片の行動を見越したからかいができるのです。
プール回なんて、まさにそれがよく表れています。


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西片が直視できないことを、分かっているから


「ん?」だけで成立するからかいが好きすぎて狂いそうになる。


次のコマでは目をそらしている西片と、それを見て笑っている高木さんが描かれていて。
もう何かずるい。絶対ニヤニヤするだろこんなの!
西片の意識が高木さんに向いて、それに高木さんが反応する。


たったこれだけのことで、読者が悶絶するほどのからかいになってしまう。


西片がどんな反応をするか、高木さんが分かっているから成立するからかい。
このちょっとしたやり取りで、西片をどれだけ見てきたかが分かってしまう。
西片が水着姿の高木さんから目をそらしてしまうことなんて、高木さんにとってはその日の夕飯を予想するよりはるかに簡単なのでしょう。
からかい上手の高木さんのこういう描写、ホント好き。


ちなみに水着回は、見開きの2ページ含めて雑誌掲載時は計4ページがカラーでした。
水着シーンのカラーは、やっぱり格別。


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先程のシーンのカラー版。破壊力が上積みされる……


単行本でこのシーンを読む時は、ついつい電子版のゲッサンも合わせて開いてしまいます。
羨ましい?じゃあゲッサン買いましょうね~(水着カラーは下記の8月号です)



ゲッサンを読めば、高木さんスピンオフの「恋に恋するユカリちゃん」も読めるよ!

西片をドキドキさせたい高木さん


高木さんのからかいの何が一番好きかって、西片に「異性」としての自分を意識させるからかいです。
これは高木さんのからかいだけじゃなくて、西片の反応まで含めて、からかい漫画としてのひとつの到達点ではないかとさえ思ってしまう。
言わなければ平常心を保てるのに、高木さんのちょっとした一言で、西片の心をかき乱すイベントに変わってしまう様が、最高すぎる。


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「二人」と「初めて」を一緒にされたら、絶対に意識しちゃう


西片の反応に冷静にツッコミを入れる、高木さんもかわいい。
何よりこれはあくまでジャブであり、本命のストレートがこの後に控えているというから恐ろしい。
じわじわと西片の心を揺さぶってからの、ズドン!という高木さんの巧みな展開力。

感心するより先に、頬が緩んでしまうのが少し悔しい(そして嬉しい)


これはあくまで想像ですが、高木さんは西片をからかうのが楽しいというのももちろんありますが、それでいて西片にドキドキしてもらいたいなと思っているのではないでしょうか。
好きな人にドキドキしてもらいたい。それでいて、かわいい反応も見たい。
それを叶えるのが、「からかい」というコミュニケーション方法なのかもしれません。


からかい上手の高木さんでは、交代制で勝負することも多くあります。
西片も、やられっぱなしというわけではありません。
ただ守る側の高木さんが、軍師顔負けの手段を講じてくるから、勝てることは結局無くて。


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思春期の男子絶対殺すマン。ついでに読者も死ぬ


こんなこと言われて、冷静でいられる思春期男子なんていない。


互いに相手に目薬をさされないようにする対決ですが、キス待ちに見える状況を理解して、からかいにつなげる高木さんが素晴らしい。
他の人に見られて、勘違いされそうになる部分まで含めて最高にラブコメすぎる。
高木さんはそれでも冷静だから、多分噂になっても平気なのでしょう。
その方が、西片がもっとドキドキしておもしろいかもしれない。そんなことさえ思っていそうで。


この二人のやりとりを、ずっと見ていたい。
そう思っている読者は、私だけではないでしょう。

終わりに


「からかい上手高木さん」単行本6巻も最高でした。
毎回単行本感想で最高って言葉を使っている気もしますが、事実だから仕方ない。
読む度に、幸せな気持ちになってしまいます。スタンディングオベーションで讃えたいレベル。
特典も素晴らしくて、一人撮影会を実施していました(笑)



いつまでも、高木さんにからかわれたい。
そんな読者の願いを聞き届けてくれたかのような、年末年始の高木さんコンテンツの充実っぷり。
正直楽しみで仕方ありません。


もちろん1月開始のアニメも視聴予定です。みんなもPV見て予習しましょう。

t.co


そうそう、からかい上手の高木さん作者の山本先生が帯に推薦コメントを書いた、「逝けないカノジョのお手伝い」がおもしろかったので、そちらもぜひ。


www.itutado.com


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