ネット(というかはてな)は、争いもまた文化としているところがある。
争っている当人たちは「何だこのやろー!」と思って争っているかもしれませんが、蚊帳の外から冷静に見るとほどよくどうでも良いことが多く、どこに着地するんだろうのかと、好奇心を持って眺めていたりする。
ここ最近のはてなの争いのキーワードは、「互助会」だ。
たけのこのようにニョキニョキと内輪の勢いにのってホッテントリ入りした記事に対して、「互助会だ!」とブクマして石を投げる人々。
「争いなんて止めて!」とも、「もっと争え……」とも書かないけど、個人的に思っていることがあるので書いてみる。
互助会についてと、心がけていること
互助会に関するあざなわさんの以下の記事が、個人的に気に入っている。
azanaerunawano5to4.hatenablog.com
「一般性」の有無というのが個人的にはしっくり来た。
所見の人が読んでなお、「面白い」と思ったり「役に立つ」と思える。
「誰が書いたか」が、重要じゃない。
「何を書いたか」が、重要なのだ。
仮に私じゃない誰かが、全く同じ文章を別の場所に乗せても、評価される。
そんな記事を書きたいと思った。
互助会じゃない、本当の評価を求めて。
「一般性」の強度が強くすることを、私は記事を書くときには心がけている。
……実を言うと、「互助会認定されない」というのは、私のブログに関してはそんなに難しいことじゃない。
クソ記事は全く評価されない。悲しいくらいに。
貫禄のゼロブクマだ。
大体、月10万PVくらいあるはてなブログって、しょーもない記事でも5ブクマくらい付くでしょ?
私はつかないんだよ。
ホッテントリ入りした記事に言及した記事が、それまたホッテントリ入り。
じゃあ私も、ちょっと捻ってそれを真似てみよう。100ブクマ行けるんじゃないか!?
ダメでしたのー!
おかしい……オタクの多いはてな民の心をくすぐる、我ながら良いラインナップになったと思ったのに。
まあ、こんな感じで。
でも私は、これが正しい在り方かなと思っている。
良い記事は適切に評価され、駄記事は見向きもされない。
お追従コメントが並ぶより、健全だろう。
新しく書いた記事は、本当に珍しく、まとめ記事でもないのに3ブクマも付いた。
知らない誰かが、記事のどこかに「良さ」を感じてブクマしてくれたということが、素直に嬉しい。
面白い記事、あるいは有益な記事を書こう
互助会から派生したのかは知らないけど、はてなにおける新興勢力のはてなブログ勢と、古参の間で争いがあるらしい。
……ホントかよ。
あくまで一部なのだろうが、以下のような記事を読んだ。
http://www.pojihiguma.com/entry/blog-pv-moneywww.pojihiguma.com
むむむ、何か納得しがたい。本当にPV収益を求めるブログが叩かれているのか?
いや違う。
収益求めてようが、PV至上主義だろうが、読み手はそこを重要視しない。
求めているのは、自分に取って面白いか、有益かだけだ。
例え身内のお追従コメントで上がってきたエントリーでも、面白い記事だったら「互助会」なんて批判を受けることはない。
そのブログの趣旨がPV収益でも、記事がお追従コメントでブーストされホッテントリ入したとしても、面白くて有益だったら誰も文句なんて言わない。
内容が極めて薄いのにホッテントリ入りしていたり、ろくに調べもせずにデマに近い情報を発信している記事が批判されるのだ。
はてなブログで記事を書いている人間は、私を含めてこの部分を間違えてはいけないと思う。
大げさな話かもしれないが、間違えたまま進むと、はてなブログ=互助会の図式が成り立ってしまうかもしれない。
一部の人は、すでにそうなってしまっているのだから。
意図せず身内ネタの記事が、ホッテントリ入りしてしまうこともある。
ブクマしなきゃ良いだけという話かもしれないけど、もはや日常のコミュニケーションとしてブクマが使われている気配もある。
この辺りは、はてながジャンルを適切に分けてくれることを期待するしかない。
……はてなブログが全部はてなブログカテゴリになると、私は困るけどな!
終わりに
この手の記事、書き慣れてなさすぎて(言い訳)多分あんまり面白くない記事なってしまった。
でも、人に読んでもらいたいなら、面白くて有益な記事を書こうとする努力は必要だと思う。
全員が満足できる記事は難しいけれど、知らない「誰か」が読んでも楽しめるように、今後もブログを書いていきたい。
まとめると、あざなわさんのブログ論面白いよってことだよ。
最後にオタクブログらしく、おすすめの漫画貼って終わりにする。本屋で買っていいから読んで欲しい。