まさか2日続けて、初恋ゾンビの感想を書くことになるとは思いませんでした。
仕方ないよね、指宿くんが可愛すぎたんだもの。
昨日の単行本感想はこちら。
今週号のサンデーに掲載された初恋ゾンビは、神回と断ずるにいささかの躊躇いもない。
表現が回りくどい?
要するに最高だったってことだよ!
指宿くん、最高の赤面を見せるの巻
簡単なあらすじ。
タロウくんは色々あって、男性の脳内彼女(初恋限定)が見えるようになりました。以上。
今回は、初恋ゾンビとタロウが名付けた脳内彼女の秘密を握る、指宿くんがメインの話でした。
確認になりますが、指宿くんは女の子です。
でも事情があって、男の子のふりをしています。男の娘ではない
そんな指宿くんを不憫に思っているのが、彼の祖母。
パーティにかこつけて、女の子らしい格好をさせようとします。
指宿くんは着飾ったは良いものの、そんな格好で会場に行くわけにも行かないので、こっそりぬけ出すことに。
が、そこはラブコメの神様が逃がさない。
恐らく最も隠したい相手である、タロウに見つかってしまいます。
しかしタロウは、お酒の匂いでかなり不調。悪酔いしてしまったようです。
そんなこともあって、自分の初恋ゾンビであるイブと、指宿くんを見間違えます。
最も、酔っていなくても見間違えてしまうくらい、今の指宿くんはイブと非常に似ています。
モデルになっているから、当然と言えば当然かもしれません。決定的に違う部分はあるけれども。
何とかイブの真似をして、その場をしのごうとする指宿くん。
ただ、イブだと思い込んでいるタロウは、いつもの調子で話しかけてきます。
何だかんだ言いながら、イブはタロウの理想の女の子です。
たまに鬱陶しい様子を見せることはあっても、その可愛さを否定するなんてことはありえない。
ドレス姿が似合っている。
タロウがさらっと発したそんな言葉に、思わずドキっとしてしまう指宿くんが可愛すぎた。
動揺したのか、隠していた気持ちが溢れだす。
自分が何かを隠していること、それが昔タロウと別れた日に関係していることを仄めかします。
なぜそれを言わないのか、というタロウのもっともな疑問。
それに指宿くんは、乙女心を持って答えました。
言えないから。思い出して欲しい。
……
何なんだこれは!
胸きゅんってレベルを超えているぞ。意地らしさを感じて、悶えずにはいられない。
この言葉から、指宿くんがタロウを嫌っていないことが簡単に伝わってきます。
何か特殊な事情があって、素直になれていない指宿くんの、嘘偽りのない気持ちが伝わってきました。
ここからの流れがもう、最高でした。
いつもと様子の違うイブ(だと思っている指宿くん)の側にいき、確かめて発した言葉。
綺麗だ。
いつもより……その言葉は、初恋が理想を超えた瞬間でした。
激しく動揺する指宿くん。
鼓動の大きさを自覚するも止められず、体の火照りも収まらず。
抑えていた想いが止まらなくなって。伝えたい気持ちが溢れて出す。
最高の赤面顔頂きました(笑顔)
「ボク」じゃなくて、「ワタシ」。
それは、男性として振舞っている自分ではなく、女の子である本来の自分に気づいて欲しいという現れでした。
いやあ、指宿くん可愛すぎてちょっと直視できない。
人生が幸せになるレベルの破壊力でした。
ただ指宿くんは、「もう少し……近くへ」なんて可愛いことを願ってはいけなかった。
もう少し近づいた結果がこれである。
まさかの展開だったw
指宿くんは泣いていい。ドイヒー。
初恋も、巨乳には勝てなかった。やっぱりおっぱいは正義だ。
指宿くんは、タロウの理想が超絶巨乳だったことを、滅茶苦茶気にしています。
基本的なパーツは自分がモデルなのに、そこ1点が少しどころか大幅に違うという残酷な現実。
タロウの理想がもう少し慎ましやかな胸だったら、物語は大きくこじれなかっただろう(断言)
他は理想通りなのに、その部分だけ健やかに成長しなかった指宿くんサイドにも問題があるかもしれない(無いです)
怒っている姿もまた可愛いから、どうしようもないんだけど。
指宿くんは、どこまで読者をニヤニヤさせれば気が済むんだ!
格差社会
ちなみに、タロウの幼なじみである江火野さんはと言うと。
格差社会……か。
タロウの周りは巨乳な人たちが多いようです。
頑張れ指宿くん。負けるな!
終わりに
Twitter等で検索すると、予想通り指宿くんの可愛さにノックアウトされている方々が続出していました。
指宿くん……恐ろしい子。
もはや懐かしい言葉ですが、「貧乳はステータス」と思ってやっていくしかない。
改めて考えると、指宿くんにとってイブの存在は、嬉しいのか恥ずかしいのか悔しいのか。どれも少しずつ入っているのでしょう。
今週の初恋ゾンビは最高でした。皆も読んで幸せになれ。