サンデー好きの僕は、サンデーが今やばい(売り上げ的に)という記事を見るたびに、もうちょっと売れてくれと心の中で思っています。
読まずに作品のラインナップを批判している人も見受けられますが、その批判は「初恋ゾンビ」を読んでからにしてもらおうか!
サンデーと言えば、ラブコメですよ!(僕の中で)
様々なラブコメ漫画が、僕を楽しませてくれました。
ただ、久しくピンと来るラブコメが無くて、何となくサンデーに物足りなさを感じていました。
この漫画は、サンデーラブコメの栄光を引き継ぐ漫画です。
省エネ男と初恋ゾンビ
ラブコメの主人公と言えば朴念仁。これは相場が決まっている。
リトさんが性欲の塊だったらどうですか?
発禁だよ発禁。
全国の健全な少年が、友人に見つからずに本屋で購入して、家で家族に隠れてこっそりと読む。
それが正当なラブコメ文化だ!(決めつけ)
この漫画の主人公・タロウは朴念仁のもう1つ上を言っています。
彼の異名は「省エネ男」。
無駄なことにエネルギーを使わないことを心情としています。
その無駄なことに、恋愛も含まれている
かつて内気な少年だった大人全一の僕も、似たようなオーラを出していましたが、当然興味はありましたよ。機会は無かったけどな!
タロウくんも、積極的に恋愛はしないものの、来るものは拒まずというスタイルらしい。
僕達にもラブコメの主人公になれる世界戦があったはずなんだ……
そんなタロウくんですが、幼なじみがかっ飛ばしたボールに当たってノックアウト。
この展開、四月は君の嘘でも見たな(笑)
決定的に違うのは、目が覚めた時、タロウは男の初恋が具現化して見えるようになっていました。
これは男として正気が保てない。
パンチラってレベルじゃねーぞ!
肌色率が極めて高い。
カラーだったらGoogle先生の警告喰らうレベルかもしれない。
初恋の具現化と言っても、そのままの姿で具現化されているわけではない。
可愛くて、綺麗で、エッチで。
それはまるで、男の夢、理想の姿。
完璧な姿をした、妄想の思念体を、タロウはこう呼びました。
初恋ゾンビ、と。
タロウだけはなぜか、自分の初恋ゾンビである「イブ」と会話ができます。
更には、自我を持たない初恋ゾンビであるにもかかわらず、イブは自我を持っている。
このあたりが、今後の重要なポイントになってくるようです。
また初恋ゾンビは無害なわけではなく、初恋の相手との関係次第では周りの人を傷つけたりと悪影響を及ぼすこともあります。
失恋もそうですが、嫉妬しただけでも害ありです。
当事者からすると、たまったものではないでしょうか。
この漫画は初恋ゾンビのイブと、かつての初恋の相手「指宿」と協力?して、タロウが周りの初恋を叶えていく話です。
省エネで簡潔的に!というのが、ポイントらしい。
そういう活動が省エネじゃない……とツッコミを入れたあなた。
男ならカッコつけるしかないじゃないですかやだあ!
自分の理想の女の子にこんなこと言われて、「うん」以外の選択肢があるとは思えない。
そうだよ男って馬鹿なんだよ!
初恋ゾンビが暴れているうちは落ち着いた生活ができないため、初恋を叶える活動をした方が最終的には省エネになるかもしれないし。
ちなみに、イブはタロウの理想の女の子なので、プロポーションも抜群です。
が、モデルはそうじゃないのがまた面白い。
成長……しなかったんだよ。
そのことに本人は憤慨の様子。巨乳は正義だから仕方ないんだ。
幼なじみのコスプレが楽しめます
タロウ・イブ・指宿の3人が重要なキャラとなっていますが、幼なじみの江火野さんもキーとなるキャラクターです。
幼なじみで仲が良いかつ、スタイルも良くモテる。
タロウの同級生並びに、弟の初恋ゾンビになってしまう器量の良さです。
登場回数も多く、その度に初恋ゾンビの方の江火野さんも登場します。
初恋ゾンビの江火野さんは、当然ながら現実よりかなり大胆な格好。
し、思春期だから(震え声)
現実の学校で初恋ゾンビが見えても、まあこんな初恋ゾンビばかりになるんじゃないでしょうか。
この同級生みたいに、緊縛姿まで披露する初恋ゾンビはあまりないかもしれませんが。
メイド服やチャイナ服姿は絶対にある(確信)
本編で暴れていた初恋ゾンビは、缶コーヒーの残りを相手にかけるくらいで収まっていましたが、
この初恋ゾンビが暴れたら、タロウは死ぬ(予告)
終わりに
お色気要素が強いように感じたかもしれませんが、この漫画の面白さはそれだけではなくて、いかに初恋を成就させていくかというストーリー展開も大きな魅力です。
神のみ的な要素があるといえば、分かりやすいでしょうか。
初恋ゾンビとは何か、指宿とタロウの過去に何があったのか。
今後ますます楽しくなる要素ばかりなので、ワクワクしながら毎週読んでいます。
ニヤニヤするシーンも多いけれど、これがまだ本気じゃないことが分かっているからたまらない。
この漫画はどこまで僕を期待させてくれるんだ!?
ラブコメ好きは必見の作品なので、絶対に読もう今すぐ読もう!