いつかたどり着く

漫画を中心とした感想&レビューサイト。

この漫画はもう、電車の中じゃ読めない!「初恋ゾンビ」でニヤニヤがもう止まらない

安心して下さい、この記事は電車の中でも読めます。

こんにちは、関東学生時代に戻ってラブコメしたい連盟議長です。
嘘です、学生時代に戻ってもモテない青春をやり直すだけです。

茶番はさておき、今週も初恋ゾンビが素晴らしいです。


江火野さんが幼なじみヒロインとして覚醒してことで、指宿くんがこれまでとはまた違った表情を見せるようになりました。


ヒロイン同士で高め合う、なんて素晴らしいことか!

知っている顔、知らない時間。


タロウの初恋の相手である指宿くんは、男装している女子です。
指宿くんがタロウと離れている間、何があったかは分かりませんが、家の事情もあって色々と大変なのは間違いない。



不登校の天草さんの相談を受ける時、中学のアルバムを見ることになりますが、指宿くんが実に可愛いんですよ!

f:id:watari11:20160610004721j:plain

開かれたアルバムで、目ざとくタロウの写真を見つけちゃうあたりがもうね。


気になるから、無意識に探してしまっているのでしょう。
優しく微笑む姿が、タロウへの好意を物語っています。
その写真からは、指宿くんが感じるタロウらしさが、きっと表れていたんだろうなあ。


離れていたからこそ、変わらずにいてくれたタロウの姿は、きっと余計に好ましく感じるのかもしれません。


しかし、この漫画はこれだけでは終わらない。
江火野さんは、もうヒロインとして覚醒してしまったのだ!


f:id:watari11:20160610004723j:plain


目の前で、知らない話題で盛り上がられてしまう指宿くん。


露骨に不機嫌になりすぎだろ!(笑)


1巻では比較的猫を被っていた気がしますが、このシーンとか不機嫌な感じを隠そうともしていません。
明らかに嫉妬です。ありがとうございます。


自分の知らない時間が、そこにはあって。
その時間を、タロウと江火野さんは共有していて。
それが、何となく認めたくない。面白くない。


着飾っていた指宿くんが、少しずつ素の表情を見せていく。恋する少女らしい反応が、表に出てくる。
こういうシーンが、僕は読みたかったんですよ。


それにしても、班長なのに迷子になる江火野さんとか、想像しただけでニヤける。


このエピソードは、単行本のおまけでも良いから見てみたい(笑)
意外と、方向音痴なのかもしれません。
「うるさいなー!」と恥ずかしがっている姿も可愛いし、江火野さん可愛すぎぃ!


僕のニヤニヤが止まりません。もう電車で、この漫画は読めない。


タロウの知らない、指宿くんの時間


指宿くんが中学校時代のタロウを知らないように、タロウもまた指宿くんが離れていた間何をしていたか知りません。
当然読者も分かりませんが、指宿くんが「普通の恋」をできない何かがあったことは分かります。


f:id:watari11:20160610004948j:plain


この江火野さんと指宿くんの構図から、指宿くんが、その言葉を素直に受け止められない何かがあることを示しています。
「好きになる」ということに、どこか抵抗があるかのように。


恐らくは、初恋ゾンビが見えることと関係しているのでしょう。
強制的に見えてしまう、男性の欲望とも言える部分に嫌気がさしたのかもしれない。
初恋が叶わないことで、残り続ける初恋ゾンビに何か思うことがあるのかもしれない。


何となくですが、このシーンの指宿くんは、江火野さんが眩しかったのかなと思います。
人を好きになることは素晴らしいと、素直にそう思える江火野さんが。


江火野さんと指宿くん、物語の中でかなり良い対比関係になっているのかもしれません。
でも最終的には、指宿くんにもたくさん笑って欲しいなあ。

www.itutado.com


先々週の江火野さんの笑顔が可愛かったから、余計にそう思っちゃうね(笑)

終わりに

毎週水曜日に、初恋ゾンビを読むことが楽しみになってしまっています。
まあ、新キャラクターの天野さんに、全く触れない記事を書いてしまいましたが(笑)


どうでも良いけど、中学生時代の江火野さんも可愛かったです。


f:id:watari11:20160610004827j:plain


今より短い髪。まだ控えめな胸。
一体いつ、これだけの成長を見せたんだろうなあ(素朴な疑問)


やはり、中学時代の江火野さんを、単行本のおまけ等で描いてもらうしかないですね!
峰浪先生、よろしくお願いします!

スポンサーリンク