私の中で、食戟のソーマが熱い(今更)
- 作者: 附田祐斗,佐伯俊
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/04/04
- メディア: コミック
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ジャンプで毎週読んでいるものの、単行本は購入していませんでした。
しかし何となく見ていたアニメが意外と面白くて、漫画で改めて読み返してみたいと思い、単行本を一気に購入。
これが凄く面白かった。
前置きはさておき、読んでいて今後どう描かれるか楽しみというポイントがあったので、ちょっとそれについて書きたいと思います。
創真の目指す料理
創真は料理という荒野を、地平の彼方まで歩いて行きたいと発言しています。
しかしそれは生き方であり、目標とは少し違う気がします。
彼の目標は父を超えることであり、「ゆきひら」を背負って立つ料理人になること。
父超えこそが彼の目標であり、学園で1番を取ることはあくまで過程です。
(ただ、前に比べて1番になるという想いは間違いなく強い)
そんな目標である父が、良い料理人になる方法を示しています。
つまり、好きな人を作れということ。
ただの好きな人でなく、料理の全てを捧げたいと思えるほど好きな人というのがポイントでしょう。
創真の父は、そういった出会いを得て今の高みに辿り着いたようです。
1番大切な人を想って料理することで、美味しい料理を出す。
これが恐らく、現段階で示されている創真の料理の辿り着く先でしょう。
もう一人、辿り着く先が同じだと思われているキャラがいます。
辿り着く先というか、もう半ばそこに踏み込んでいます。
それが田所ちゃんでした。
田所のホスピタリティの原点
田所の料理は、各方面で心遣いに溢れていると評価されます。
食べ人の心を癒やす、そのホスピタリティが田所の最大の武器です。
彼女の癒やしの料理のポイントは、創真の父の良い料理人になる方法とかなり近いものがありました。
料理に心をのせるために、誰か一人特別に想っている人を思い浮かべること。
完全にイコールではないかもしれませんが、かなり近いものを感じました。
全てを捧げられるほどの相手を見つければ料理は上手くなるし、特別に想っているその相手を想って作った料理には心がのる。
つまり好きな人を作ることが、最強の料理人への道ってことだよ!
何を馬鹿なことを思うかもしれませんが、少なくとも作中において「料理と恋」は今後結構重要になってくると思います。
現在強キャラの薙切えりなも、「恋を知らない」なんて煽り文に書かれてるあたり、恋をして何か変わる可能性大です。
一色先輩は創真が入学したことで食戟の花が咲き乱れる的な発言をしていましたが、「恋」が重要になってくるだろう今作品では、それ以上に恋の花が咲き乱れること間違いなし。
……現時点でも、結構咲き乱れてますけどね!
十傑を巡る展開も、恋の行方もまだまだ分かりませんが、二人が大切な人を想って料理する未来はきっと確定している。
余談
大真面目に言うけど、この漫画の女性キャラが可愛すぎて辛い。
田所ちゃんは天使。薙切アリスの掴めない感じも、個人的には好きです。
あと脇役チックに描かれることが多いけど、榊さんのポテンシャルが半端なく高い。世が世ならヒロインだった。
食戟のソーマ 薙切えりな 1/7スケール PVC製 塗装済み完成品フィギュア
- 出版社/メーカー: アルファマックス
- 発売日: 2015/10/25
- メディア: おもちゃ&ホビー
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