キョーコちゃんのスラっとした足が、実に素晴らしい(唐突)
キョーコちゃんの魅力はいくつもあるんですが、外面的には足とリボンが素敵だと思っています。
今どきなかなかあれくらい大きなリボンしている娘はみないんですが、膝付近まで伸びているそのリボンは、否応なしにキョーコちゃんのスラっとした足を映えさせます。
見るからにスポーティーな感じ。
この足になら、蹴られても良いし踏まれても良い(問題発言)
この健康的な脚線美は、ゲッサン1です。マーベラス。
……はい、ここまでが挨拶
細い足とリボンがキュートなキョーコちゃんとお兄ちゃんを描いた、ふだつきのキョーコちゃんは現在1,2巻好評発売中。
小学館 (2014-06-12)
2巻も二人仲良く表紙です。1巻のキョーコちゃんは制服姿でしたが、2巻の私服姿もまた素敵。
何より表情が良いですね。ちょっとキョトンとしているような。
キョーコちゃんのお兄ちゃん、ケンジはシスコンです。
どれくらいシスコンかと言うと、休み時間ごとに妹の教室に行って近寄る男がいないか確認するくらい。
これはシスコン(断言)
しかしただシスコンというわけではなくて、キョーコちゃんの秘密を守るための行動です。
やり過ぎな面は否めませんが(笑)
キョーコちゃんが普段つけているリボンは、キョンシーとしての血を吸う衝動を抑えるための。
なぜかリボンを取ると素直になる。あと甘えん坊な顔になります。
右と左下のコマは本当に同一人物かというくらいの激変。
そのギャップがたまらなく可愛い。
このシーンもまた、キョーコちゃんの足が堪能できます。
山本先生、ありがとうございます(笑顔)
普段は兄に対してキツめの言動を取るキョーコちゃんですが、本当はお兄ちゃん大好きでリボンを取ったときの爆発っぷりがまた良い。
朝食の味見をしていた理由が、兄の血がマズくなったのは自分の料理に原因があるのではないかと心配したからとかね。
お兄ちゃんにおいしいゴハンを作ってあげたいんですよ、キョーコちゃんは!!
ツンツンな状態で、仕草やちょっとした表情から兄への好意を読み取れるシーンも素晴らしくニヤニヤしますが、やはり爆発したときの「お兄ちゃん大好き」は悶えますね。
ビバギャップ!たまらないね!
でも2巻で一番素晴らしいのは、花壇を荒らしていたイノシシの子供をキョーコちゃんの家で買うことになったシーン。
無言で撫でているキョーコちゃんが可愛すぎて狂うほど愛おしい。。。
お兄ちゃんのケンジも、まさかキョーコちゃんがこんな風にウリ坊を可愛がるなんてとびっくりした表情。
こんなキョーコちゃん、早々見れませんよ!
ウリ坊を可愛いと思っているキョーコちゃんを可愛いと思っている読者。
素晴らしい連鎖反応です。幸せしか生み出さない。
至高のニヤリングの和。山本先生はニヤニヤメーカー。
この作品が好きなのは、安易なお色気シーンではなく話の展開やキャラの表情でニヤニヤさせてくれるところです。
キョーコちゃんがお兄ちゃんを慕う理由も、ちゃんと説得力を持って表現してくれているんですよ。
誰よりも、キョーコのことを想っているのはやっぱりケンジなんです。
自分の体質のために、友達を作らないキョーコちゃん。
でもお兄ちゃんは、作りたいというキョーコちゃんの気持ちをちゃんと分かっていて、言葉にしてはっきりと「支えてあげる」ことを伝えるんですよ。
キョーコちゃんが、一歩踏み出せるように。幸せになれるように。
ああ、、本当にこの漫画は最高だ。
まだ2巻までしか出ていないので、すぐに集められます。
未読の方はぜひぜひ。
画像引用元
ふだつきのキョーコちゃん(小学館)山本崇一朗
小学館 (2014-01-10)
小学館 (2014-06-12)