いつかたどり着く

漫画を中心とした感想&レビューサイト。

コミュ力が皆無のヒロインを、僕たちは好きになるしか無い。「古見さんは、コミュ症です。」が、ラブコメとして期待大な件

※追記
古見さんと同時発売の「魔王城でおやすみ」の感想も書きました。
こちらも合わせて読んでもらえると嬉しいです。

www.itutado.com


1巻だけ読めば、今年注目すべき漫画に挙げたいほどに、「古見さんは、コミュ症です。」が面白いです。


コミュ症界の中ではコミュ力高いと言われている僕ですが、この漫画はもう……ヒロインにめっちゃ頑張れって言いたくなる。
コミュ力が低いという次元ではなくて、古見さんは間違いなくコミュ症です。
人とまともに会話できないレベルです。


今までよく生活できていたな、なんて思ってしまうレベル。
多分、神々しいほど美人だから、何とかなってたな(断言)


そんなヒロインの古見さんが、普通というか個性が無いというかヘタレというかモブというか、まあ平凡に行きたい只野くんと知り合って、友達100人を作る漫画です。
友達の作り方は、友達100人できるかなを読めば分かるよ(ぉ


心を揺らす物語を、あなたに。「友達100人できるかな」をおすすめしたい

ヒロインのキングエンジンが絶好調

普通に過ごしたい只野くんの目の前に現れる、見たことがないレベルの美少女。
しかし、挨拶した結果は想定外のものでした。


f:id:watari11:20160919021221j:plain


挨拶代わりのキングエンジン……!


これがワンパンマンの世界で、只野くんが怪人だったら、失禁していたことでしょう。
良かったね只野くん、ラブコメの世界で。


このドドドドという音はもちろん、古見さんの心臓音です。
心臓音が大きくなる要素が、古見さんが只野くんに恋していない限り、ラブコメ的には皆無です。
そう普通のラブコメなら……ね。

このラブコメのヒロインは、コミュ症です。
これは挨拶されて、挨拶を返したいけど何もできなくて心臓が爆音を発しているのでした。
……挨拶だけだからね?ちなみに結局一言も発していない。


色々あって、只野くんは古見さんがコミュ症であることに気が付きます。
その辺の詳細は、以下の記事を読んで下さい。

www.itutado.com


只野くんは筆談で会話している時、調子に乗って最初の友達になるよと発言します。
その言葉は覚悟して使えよ只野、コミュ症は友達って言葉に非常に弱いんだからな!


そのお返事の内容は、彼女の表情でお察し下さい。


f:id:watari11:20160919015241j:plain


青春の甘酸っぱさに満ちている……!


自分で「YES」と答えたものの、こちらを見てきた只野と恥ずかしくて目が合わせらない感じが……乙女!
甘酸っぱさが溢れてきて、サンデー掲載時、私の心が鷲掴みされたシーンです。
表情と仕草がもう、完璧。


完璧過ぎてニヤける通り越して、悶える。


「古見さんは、コミュ症です」が、大好きになった瞬間でした。

コミュ症っぷりが、可愛いのです


ここからは、古見さんのコミュ症エピソードを紹介しましょう。


只野くんの努力と古見さんが勇気を出したこともあって、只野くんの幼なじみ・なじみと友達になることに成功した古見さん。
しかしこの友人がまた曲者で、古見さんのコミュ力が必要な試練を与えてきたりします。
友達辞めるって言われたら、古見さんがするしかないことを知っていて……だ。


鬼畜の所業である。
だからコミュ症は友達って言葉に弱いって、さっき言ったじゃないですかやだー!
コミュ症舐めんな、私たちはチョロいんだぞ!


ちなみに出されたお題はこの世界のスタバで、何か難しい品名のものを注文してくること。
やめろ、コミュ症はスタバのサイズに対応できないんだ。
私達にはドトールで十分なんだ……!(ドトールのミルクレープが好きです)


しかも、色々とホイップクリームとか組み合わせないとできない(メニューにない)タイプでした。


これは私でも半泣きになる。


黙っていた結果がこれです。


f:id:watari11:20160919015638j:plain


親父、ちなみに外れていたぞ。


神対応にはならなかったな。
でも色々と頑張ったその行動は褒めたい。ツイート拡散希望してたら、私もRTしてやるよ。
炎上系の拡散希望だったとしてもな。


その後違うと分かっていても、受け取って帰ってきてしまった古見さんが非常に可愛かったです。
目で訴えても親父には全く通じていませんでした。


おい親父、神対応しろよ(無茶)


あとは個人的に、携帯電話を購入した際のエピソードが好きです。
只野くんを一番に登録したくて、それが伝わってしまったときの二人の反応が素晴らしかった。


f:id:watari11:20160919015946j:plain


死ぬほどニヤニヤした。


いや、実際にニヤニヤするでしょ……この展開は。
只野くんの赤面顔ばかり描かれていますが、絶対古見さんも赤面してるってこれ。
なんて素敵なラブコメディー。
コミュ症も思わず、人目を忘れて叫ぶレベル。


ちなみに只野くんは、心の中で咆哮してました。
古見さんが自分のアドレスを最初に登録するとこ、見ちゃったらね。
叫びたいほどのエネルギーくらい、簡単に生まれるよ。

終わりに


さすがサンデー期待のラブコメというところでしょうか。
かなりニヤニヤさせられてしまいました。サンデーには最近やられっぱなしなので、正直ちょっと悔しい。けど嬉しい(笑)


ちなみに幼なじみ好きの私ですが、なじみには強い反応を示していません。
男性か女性か分からないという部分もありますが


f:id:watari11:20160919025533j:plain


割りと普通にゲスい(笑)


サンデーのヒロインが、濡れるとか言って大丈夫なんでしょうか……(汗)
でもこのシーンで、気になる部分が実はあったりします。
それは、なじみの「やっぱり」という言葉。


多分、過去に只野をカッコイイと思うような場面が、あったのではないでしょうか。
それが描かれた時、私にとってなじみがもっと魅力的なキャラになっている、そんな予感もしています。


それまでは、古見さんの可愛さを存分に堪能しましょう!
ドライヤーかけてるシーンは、おへそが見えてちょっとセクシーでした。
コミュ症の古見さんの水着話とか、早く見てみたいなあ、


とりあえず、試し読みしましょうか!
seiga.nicovideo.jp

スポンサーリンク