いつかたどり着く

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いつかたどり着く

漫画とかの駄文書く。

この世の奇跡をギュッと詰めた「天野めぐみはスキだらけ!」が最高に面白い件

漫画 漫画-天野めぐみはスキだらけ! 漫画-おすすめの漫画

天野めぐみはスキだらけ!を読まないラブコメ好きはいない(断言)


それくらい、天野めぐみはスキだらけ!というラブコメは面白い。
この漫画の楽しみ方は単純です。


天野さんの可愛さを、頭を空っぽにして楽しめばいい。


学の側で一喜一憂する天野さんを、難しいことを考えずに愛でれば良い。
考えるな、感じるんだ。
全身で、天野さんの可愛さを。


ということで今回は、この世のラブコメの奇跡をギュッと詰めた単行本6巻感想をお届けします。

勘違いするラブコメが素晴らしい

この漫画の主要キャラは、結構勘違いが多い。
少し抜けたところがある天野さんはもちろんですが、頭の良い主人公の学も意外とそういう部分があります。
ちょっと似た者同士という感じもするかもしれない(笑)


6巻で最高に勘違いする話が、天野さんの下着話です。
友人と下着を買いに行った天野さん。帰り道でばったり学に遭遇。
ちょっと恥ずかしいのか、いつもなら喜ぶ展開でもちょっと緊張気味の天野さんが可愛い。


このシーンでちょっと笑ったのは、いつもケンカしている天野さんの頭の中の天使と悪魔が同意見だったということ。
天使と悪魔も、大元はやはり天野さんということでしょう。
天使めぐみも天野めぐみも学好きオーラ出してるのが、本当に面白い。
天野さんの「好き」は隠せないのである。


そしてここから勘違い。
天野さんがギュッと握りしめた買い物袋見て、学はそれを「お菓子」だと認識します。
いつものイメージがあるからね、仕方ないと言えば仕方ない。


それは別に良いんだけど、それが「何か」を断定しないまま会話するから勘違いが加速してしまうのだ。


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もうここ最高にラブコメ。


思わず声出して笑っちゃうくらい、大好きなやりとりです。
何かアンジャッシュっぽいw
あ、結婚おめでとうございます(唐突)


テンポ抜群で、天野さんの驚きが伝わってきます。
でも天野さんなら、学が土下座すればパンツくらいはくれるかもしれない。
……欲しい(やめろ)


で、学は善意で手作りしてあげることを提案。学はお菓子の話をしてるからね。
天野さんは下着の話だと思っています。
だからこうなる。


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この下着、えっち過ぎる……!


天野さんも、どんな下着を学が作ってくると思ってるんだ。
これは、学ならこんなのが好きそう……とか想像してるな。
やっぱり年頃の女の子ですね。こういう部分も可愛くて大好きです。


勘違いで輝く天野さん、ホント素晴らしい……

この世の奇跡ギュッと詰めて


奇跡とは何かって、人によって色々定義があると思います。
ロマンチックなことを言うと、好きな人の側にいれること、いられることも1つの奇跡だと私は思っています。
だから、天野さんが学の側で笑ったりやきもきしたり赤面したり、そういう行為1つ1つが奇跡であって、
それらが詰まった単行本6巻は、この世の奇跡をギュッと詰めた漫画だと表現したくなる。


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偶然出会えた時の、この嬉しそうな表情。


好きが溢れてくる。会えて嬉しいという気持ちが、言葉にしなくたって伝わってくる。
何度でも書くけど、隠しきれない「好き」が溢れてくるシーンが、本当に大好きです。
このシーンは、さりげないけど単行本6巻の帯にも出てくるくらい、天野さんを象徴するシーンです。


出会えた時だけじゃなくて、学から何かもらった時の天野さんも最高に可愛い。


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何だこの可愛い生き物は!!


ニヤニヤが止まらなくなるシーンです。
もう、嬉しさ大爆発。
「ひゃ~」って言ってる天野さんが可愛くて私はもう死にそうになりました。


もらった直後の嬉しさは、何か悲鳴っぽくなってるのがもう可愛くて可愛くて。
学が自分のために作ってくれたという事実が、天野さんを幸せにしているのが紙面を飛び越えて伝わってくるんですよ。
もうね、幸福感に包まれていく……


地味にプレゼントもらった時に、「まさか…ブラ!?」って言ってたのにちょっと笑ってしまったけど。
先週を地味に引きずっている天野さんが良いのだ。


プレゼント効果で、天野さんは大会で良い成績を収めます。
天野母が験担ぎとして部員全員分作ってもらうことを提案するも、難色を示す天野さん。


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ヒロインの独占欲、良いぞ!!


もう他のヒロインが今後登場しても、「まーくん取っちゃやだあ!」って言えば大体勝てます。
取らないよ!というよりは取れないよ!が正しいからか。
ホント、なんでこんなに天野さんって可愛いんだろう。


贔屓のサッカーチームが負けても、贔屓の野球チームが負けても。
天野さんが可愛いから、今日も私は幸せです。

終わりに


スキだらけで「好き」だらけな、天野めぐみはスキだらけ!単行本6巻も最高でした。
週刊で読んでいてなお、読むたびにニヤニヤしちゃうから、どんだけ私はこの漫画好きなんだろう(笑)


今回の記事ではあまり触れていませんが、他人の告白現場に遭遇してしまう話も実に素晴らしい。

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それがまた、幼なじみ同士の恋で。
自分たちを少し重ねてしまったのが、丸わかりで。
ニヤニヤしちゃうこと、間違い無しです。


この世のラブコメの奇跡をギュッと詰め込んだ、天野めぐみスキだらけ6巻は本当におすすめです!
あと、おまけ漫画読んでてねこぐち先生は本当に褐色娘好きなんだと思いました(笑)

※試し読み
天野めぐみはスキだらけ! 1話試し読み | サンデーうぇぶり

1巻感想
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2巻感想
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3巻感想
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4巻感想
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5巻感想
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「古見さんは、コミュ症です」古見さんの赤面力が高すぎて、世界が震える

漫画 漫画-古見さんは、コミュ症です。

ハヤテのごとく!が遂に終わってしまいました。


ハヤテのごとく!というコンテンツが無かったら、私は漫画感想ブログなんてやっていなかったので、非常に感慨深い。
ある意味、私の人生を大きく変えた作品です。


さて、ハヤテのごとく!が終わってしまったことで、本当にメイド成分が足りなくなってしまいました。
しかし、安心して下さい。
今週も文化祭編なので、今週も古見さんたちはメイド服です。


別に着替えても良い気がしますが、古見さんもそこそこメイド服姿が気に入っているのかもしれません(笑)

只野くん、覚醒中

只野くんは、名前からして普通っぽい男の子です。
中学時代は中二病だったようですが、男の子なら誰でも通る道だから気にするな。私も人に見せられないようなことをノートに書いていたぞ!


そんな彼ですが、いつも古見さんの隣りにいて、周りからは割と嫉妬されています。
なんであんな奴が……と


もちろん、それは彼が古見さんの気持ちを誰よりも理解していて、彼女の望みに一緒に寄り添っているからですが、普通の人にはそれが分からない。
古見さんがコミュ症だと知らないから、女神のような古見さんに、一般人がくっついていることが気に食わないのです。
只野くんに何か特別な力があったら、きっとそんなことはないのに……と私は思っていました。


しかし、この文化祭編で只野くんが持つ「特別」が目を覚ます。
それが女装。もっと言えばメイドさん姿。

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それが先週で明らかになってしまいました。
これが……只野くんの本気ってわけか。


今週も、只野くんは絶賛覚醒中です。
古見さんの横顔に、こちらを振り向いた顔に、ドキドキして。


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只野のくせに可愛いじゃねーかよ!!


何かものすごく悔しい。ウィッグつけてるだけだぞ、多分。軽く化粧はしてるかもしれないけどさあ。
可愛いなあって思っちゃう自分が悔しい。
なに乙女の顔してるんだよ、君は男の子だろ!
思い出してよ……じゃないと読者がアブノーマルな道へと踏み外してしまう(マジで)


後夜祭では、ダンスパーティーで踊りたそうな古見さんを前にして。
チラッとこちらを見た古見さんが、自分と踊りたがっていると感づく只野くん。
でも、自身が無くて、そうだと断言できない様が……悔しいけどニヤニヤしちゃう。


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文化祭一緒に回って、今もその距離にいて、距離感近いも何もないだろ!
お前と古見さんの距離感はもう友達以上なんだよ!
と思わず突っ込んでしまいました。


その前までは体の横に添えていた右手が、つなぐことを意識してた体の前に持ってきたのがまた印象的。
多分、ものすごく手汗かいてるはず(笑)


きっと、昔の只野くんなら誤魔化したでしょう。
笑って、そんなわけないって。
色々な気持ちに、気が付かないふりをして。


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でも、今は違う。
もちろん、古見さんの気持ちを掬い取ったという部分もあります。
でもそれ以上に、自分の中の古見さんと踊りたいという気持ちを大事にして。


この、ちょっとずつ、変わっていく二人の距離にたまらなくニヤニヤする。
素晴らしいのである。


古見さんも、少し驚きつつもすぐに頷いているあたり、やっぱり「只野くんと」踊りたかったのでしょう。
誘ってもらいたかったんだよね、乙女で非常に可愛い。

やっぱり古見さんがNo1!

さて、ここまで只野くんを散々持ち上げましたが、彼は所詮前座です(ひどい)
メイド服姿の只野くんは確かに可愛いが、今週の古見さんはそれ以上に可愛いのである。


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まず只野くんに可愛いと言われ、赤面する古見さん。5おっふは固い可愛さ。


何というか、嬉しさは結構表情に出てくるようになりましたね。
只野くんはこの辺が察しが悪いので、気づいているのはねねさんだけですが。


今週一番可愛い古見さんが描かれるのは、やはり後夜祭のダンスパーティー。
只野くんが勇気を出して踊りに誘って。
周りに注目されながら、ダンスを踊ろうとする二人。


そっと手を繋ごうとするその時、絶対読者を悶えさせるヒロイン・古見さんが君臨するのだった……


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可愛すぎるだろ……!!!!


圧倒的赤面力。可愛い上に美しい。
至近距離でこの表情されたら、心に火が灯ってしまう……絶対に恋しちゃう……
思わずディスプレイにグーパンチしてしまいそうになりました。
小学館相手に訴訟起こしちゃうところだったよ(敗訴確定)


100おっふは確実のシーンでした(とりあえずその単位はやめとけ)
古見さんが可愛くて、今日も幸せです。


今はまだ、友達をちょっと超えた特別。
そのままで、もう少しだけいて欲しいと思うのは、きっと読者だけでなく、古見さんや只野くんもそうかなと思います。
もうちょっとだけ、このまま。
なじみを含めた、賑やかな学校生活。それで良いのだ。

終わりに


もう突っ込む気力はサラサラないんだけど、古見さんのクラスメイトの忍びは何なの?


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忍ぶ気がないのはもはや良いんだけど、こいつメイド喫茶でも全く衣装変えてないよね。
良いのか……クラスメイトよ。それともそいつは、アンタッチャブルな存在だというのか。
本編で触れられる日は来るんでしょうか。


個人的には、来なくても全く困らないけど(読者の総意)

※試し読み

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今日のおすすめ漫画

3月に買ったおすすめ漫画まとめ

漫画 漫画-おすすめの漫画

先月買ったおすすめ漫画まとめの記事です。
この記事も書いたり書かなかったりですね。。。

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2ヶ月ぶりか。
3月の新刊購入数は大体50冊くらいだったと思います。
そう考えると、そこそこ漫画にお金使ってますね(笑)


注意事項
・紹介文は割と短めです。詳しい漫画感想記事は、他の記事で書いてます。
・ラブコメ好きなので、恋愛要素のある作品が多いです。


参考
購読雑誌は、ジャンプ・サンデー・マガジン・ヤングジャンプ・ヤングマガジン・モーニング・ゲッサン・アフタヌーン・花とゆめ(最近は楽園にも手を出しつつある)

観測しているweb漫画サイトは、ジャンプ+、裏サン、サンデーうぇぶり、やわスピ、GANMA!、コミックメテオ・ポラリス、ガンガンオンライン、となりのヤングジャンプ、ヤングエース

あかねのハネ(1巻)

磯谷友紀先生の新作。女子バドミントンを描いた作品。
素人がバドミントンを始めて成長していく話ですが、元々女子サッカーをやっていたこともあって、主人公の運動能力は非常に高い。


一番の強さは、自分の弱さにあっけらかんと向き合えること。このあたりが、凄く好感が持てます。
そのため、1巻の中でも異常に近いスピードで成長していくことが分かります。他の部員にとって、それが少しずつ脅威になっているのも分かって、ついつい「飲み込め!」って思っちゃいます。
主人公がその競技に対して、前のめりになっているスポーツ漫画が好きだなあ。

試し読み
comic.pixiv.net

バイオレンスアクション(1巻)

可愛い顔して、やることはやってるバイオレンスアクション漫画。
少女がデリヘルっぽいポータルから依頼を受けて、相手を始末していく……というストーリー。


なんで少女がこんなことをしているかは分からないけど、特にそれ以外にすることがないから、といったものに近いかもしれない。
でもその中で、現状に甘んじず、小さな目標を持って何かに繋がる未来を探している感があるのが、妙にくすぐったい。
個別感想を書いちゃうくらい、この漫画は好きです。

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試し読み
yawaspi.com

アレンとドラン(1巻)

サブカル糞野郎の私の心をくすぐる作品。
サブカル好き……というかオタクって、そりゃカースト上位の人間もいるけど、大半の人間は下位なんですよ(少なくともそう思い込んでる)
コミュ力高いやつが、とりあえずカースト上位で。オタクは基本的にはその逆。
人間関係で苦労することが多い中で、ヒロインの林田さんの生活をちょっと自分を重ねながら読むと面白い。


少しずつ、分かり合えない部分はあっても、互いを尊重しあえば繋がっていけるかな、なんて思わせてくれるのが良いのだ。

初恋ゾンビ(6巻)


一番面白いラブコメはかぐや様は告らせたいだけど、1番好きなラブコメは初恋ゾンビです。
6巻はこじれた恋が解かれていく様にニヤニヤして、眩しいほどの青春に息を飲んで。
今、この漫画は最高に面白い。
タイトルで損をしている、とかスロースターターだったとか色々言われている本作ですが、ラブコメ好きがみんな読んでくれるまで私はおすすめしていきます(笑)
個別感想で、その面白さはたっぷり書いてます!

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試し読み
websunday.net

古見さんは、コミュ症です(3巻)


1巻の突き刺さるような感じはしないけど、安定してニヤニヤできるラブコメになってきました。
古見さんが頑張る姿も良いけど、只野くんに心を許している感がたまらない。
ちょっとだけ特別、って感じになっているのが最高にニヤニヤします。
ラブコメは読むと幸せになれるのだ……

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試し読み
websunday.net

覆面系ノイズ(12巻)

ついにアニメも始まってしまいました。
ホントの心を隠した、片恋音楽漫画。
最近は隠した心を見せているわけですが、何というか自分すら気づいていない思いがまだまだあって。
それが読んでいて苦しいし、切ない。
12巻は、それぞれの揺れ動く心内が描かれているため、音楽シーンは少なめ。圧倒される音楽を味わいたい方は、ぜひアニメを見ましょう。

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試し読み

思い、思われ、ふり、ふられ(5巻)

この恋が成就するタイミングはいつだ!って思っちゃうくらい噛み合わない。
や、メインの方は噛み合いつつあるけど、明らかに両想いの方の恋が噛み合わなくて歯がゆいのだ。
思いやりが、自分の心を素直にさせてくれない。
ぬおお、早く結ばれてくれ(切実)

僕たちがやりました(完結)

完結しました。
そしてドラマ化するらしいです。正気か?
クズ&クズなキャラばかりのこの漫画も、終わってみると非常に寂しい。
なんというか、醜くても生きるって感じが好きだったし、小市民が罪の意識を背負って生きることの重さも感じさせてくれました。
やっぱり、まともなやつほど死にたいって思うのかもしれない。
ヒロインとは、無理だと分かっていても結ばれて欲しかったなあ。。。

終わりに

新刊よりは継続して買っている作品が多かったかなという印象。特に3月は小学館系から良い漫画が多く出ました。
小学館系ばかりになりそうだったので、泣く泣く「だがしかし」6巻と「あおざくら」3巻はカット。
だがしかしも、ほたるさんがいなくなってから再び出会うまでが描かれていて、個人的にはめっちゃ好きなんです。。。


4月は新刊まとめで書きたい作品がすでにいくつかあります。
また小学館のスピリッツ系の作品ではあるけど(笑)

「初恋ゾンビ」好きだという気持ちを捨てられない、捨てたくない。ヒロインが尊いのだ……

漫画 漫画-初恋ゾンビ

まず、始めに宣言しておきましょう。私が初恋ゾンビで一番好きなキャラは江火野さんです。


それでも、今週のサンデーを読んでいるとやっぱり指宿くんがNo1って言いたくなる。
今週の指宿くんの可愛さは、神ががっていた。
読者全員が、指宿くんを愛おしく思ってしまう。


あまりの切なさに、胸がすりおろされるような感覚でした。


悔しいという感覚もないくらい、指宿くんに魅了されてしまって。
何というか、もはや尊かったのだ……

※今週も結構重大なネタバレがあるので注意

好きだという気持ちを捨てられずに

先週、ついにタロウに女性であることを伝えることを決意した指宿くん。
でもそれは、タロウと一緒になるためではない。
初恋ゾンビを見えなくするために、である。
両想いになった状態で、タロウの想いを拒絶する。それが初恋ゾンビを見えなくする条件なのだから。


儀式が終わり、洞窟から出た時、指宿くんが初恋ゾンビを見る力を失っていたら。
それは、10年越しに両想いになれた瞬間。

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そして、彼らの10年越し恋が終わったことを意味している。


確かに、指宿くんは初恋ゾンビを見る力を失いたがっている。
しかしそれは、女子として生きるため、本当の姿で生きるためだ。
本当の姿で、タロウともう一度出会うためだ。


それなのに、初恋ゾンビを見る力を失うために、タロウとの恋を終わらせるなんて、あまりにも辛すぎる。
指宿くんが耐えてきた10年が、あまりにも報われなくて。


恨むこともあった。
それでも、会えば、きっと何とかしてくれると信じていた。
同じ悩みを共有し、心を分かち合えると思っていた。


ずっとずっと、好きだった。
隠そうとしてなお、抑えきれないくらい好きだった。


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死にそうなくらい苦しい。泣きたい。


あまりの切なさに、胸がすりおろされるような気持ちになりました。
こんな形で諦められるような、そんな次元の恋じゃない。
辛くても、苦しくても、この恋を胸に秘めて。
女子としていつか側にいられる未来を信じて、生きてきた。離れるためなんかじゃない。


指宿くんの気持ちが溢れるこのシーンに、すっかり魅了されてしまいました。


こんなの絶対指宿くんのこと好きになっちゃうだろ!!!


全ての初恋ゾンビ読者を魅了してしまうほど、圧倒的なシーンでした。
指宿くんが愛しくて、震えていました。
これはもう、凄いとかそういうレベルじゃない。
これは尊いのだ……

今後の展開

さて、結論から言うと指宿くんは女性であることを告げませんでした。
なので、初恋ゾンビが今も見える状態です。
そもそも、両想いの状態で想い人を拒絶すると、初恋ゾンビが見えなくなるはデマでした。


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        ∧∧       
       ヽ(・ω・)/   ズコー  
      \(.\ ノ
    、ハ,,、  ̄

結局お前も殴られたんかい!!!!


先週感想で、その可能性は除外してたんだけどなあ(笑)

……洞窟の中で頭ぶつけてとかも考えたけど、明らかに意識失った時に距離が離れてたからなあ。それも線が薄そう。

「初恋ゾンビ」どうあがいても逃れられない切なさ。続きを読むまで死にたくないんだ…… - いつかたどり着く


でも指宿くんが、こんな方法じゃなくて良かったとホッとしていて何よりです。
もうとりあえず、何回か江火野さんのバッドで殴ってもらえば良いんじゃないだろうか(やめろ)


しかし、頭に衝撃を加える以外の方法は存在するんでしょうかね?
最終的に、タロウと指宿くんが両想いになってイブが浄化。そのタイミングでなぜか初恋ゾンビも見えなくなって……みたいなENDも可能性としてはあるのか。


指宿くんは今回女性であることを伝えませんでしたが、タロウの中でやっぱり女の子じゃないか?という疑念は生まれたんじゃないかと思います。
先週書いた最低限そこまでは行くかな?って書いてますが。

なんだかんだウヤムヤになる可能性もありますが、最低でもタロウが指宿くんを女の子だと知るor女の子ではないかと疑う部分まではたどり着くと思います。

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そもそも、「やっぱり」というあたり、指宿くんが女性である線をタロウが捨てきっていない感じもします
指宿くんへの初恋を忘れなければならないと思って、普段は意識の意識の奥底にその考えを隠しているのかもしれません。
今回のことで、その思いは強くなったんじゃないかなと。


ただ、今後を予想する上で、もう1つ重要なポイントである「キョーコ」がまだ描かれきってないんですよね。
曽祖父がかつて「初恋」の想い人を拒絶していたことを、今回始めて知って。
キョーコ自身は、会うことで自身が浄化されることを望んでいたと思われますが、そもそも曽祖父が「キョーコ」を選んでいたことを知らなかったということが判明。
なので、考えてみれば最初から浄化されることなんてできなかったんです。
彼女はもう、選ばれていたのだから。


今後、キョーコがどうなっていくのかが非常に注目です。
タロウの曽祖父の命が尽きるまで側にいるのか。
それとも、何らかの方法で浄化されるのか。


……流石にこのタイミングで、タロウの曽祖父が死んじゃうことはないよね?(笑)

終わりに

読めば読むほど、初恋ゾンビが好きになっていく感覚。
まさか、自分がこんなにこの漫画にハマるとは正直思っていませんでした。
連載当時は、週刊感想も書いてませんからね(笑)


今はもう、サンデーで一番楽しみにしている作品になってしまいました。
無料期間は4/13の15時までともうすぐ終わってしまうので、未読の方は今のうちに!!


どうでもいいけど、イブとキョーコのこのやり取りが可愛くてニヤニヤした。
癒される(笑)

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今日からアニメもスタート!この恋模様から、音楽から、僕達はもう逃れられない。今こそ覆面系ノイズを読もう!

漫画 漫画-おすすめの漫画

いよいよ今日、4/11(火曜日)から覆面系ノイズのアニメがスタートします!

www.youtube.com


覆面系ノイズは、個人的な「男でも読める少女漫画」筆頭格です。
私がこの数年花とゆめを購読しているのは、覆面系ノイズと暁のヨナを早く読みたいがためです(マジで)


漫画からは聞こえないはずなのに、演奏シーンではその迫力に圧倒され。
ホントの心を隠した恋模様の行方に、ドキドキして。


この漫画は、本当に凄い。


今回は、アニメ放送開始直前ということで、原作の覆面系ノイズに興味を持ってもらえたらと思います。

※2014年に書いた記事
www.itutado.com

追記
アニメ1話見ました!演奏された曲も先行で発売されたものがあったので、買ってしまった。
「スパイラル」はクセになってしまいそうな曲です……!

ホントの心を隠した少年少女

簡単なあらすじ

歌が大好きなニノは、幼い頃2つの別れを経験する。1つは初恋の相手・モモ。もう1つは曲作りをする少年・ユズ。いつの日かニノの歌声を見つけ出す…2人と交わした約束を信じてうたい続けてきたニノ。時はすぎ、高校生になった3人は…!? 花とゆめで超大人気「音楽×片恋」ストーリー!!

この漫画の主軸となるキャラは、3人です。
主人公兼ヒロインのニノ。
迷っていたニノに道を示し、彼女のために曲を作り続けるユズ。
ニノが一途に追いかける、幼なじみのモモ。


彼らは、好きな相手にホントの心を隠しています。
傷つけないように、傷つかないように。
また会えたこと、側に入れることだけで満足しなきゃ駄目だと、自分自身に言い聞かせます。


本当は独占したい。渡したくない。
ずっと側にいて欲しい。
そんな想いと裏腹に、ニノをユズが励ますシーンなんかは、いつ見ても切ない。


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想いがまっすぐ届かない切なさをいつも感じさせてくる作品ですが、その中でもユズの恋はいつも切なさを感じてしまう。
ニノに好きな人がいるのは分かっているのに。
諦めた方が楽なのに。


自分を見て欲しい。自分だけを見て欲しい。
モモから奪いたい……そういった感情を心に秘めて、ニノの側にいる姿は、見ていて苦しい。
ニノが、モモの話を嬉しそうにして。
無邪気に、自分の作った曲が好きと笑う。


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嬉しさと苦しさ。
一番欲しいものが届かない、切なさ。
ユズの想いが報われることはなかなか無いだけに、何かが報われて欲しいと願わずにいられない。


とは言え、実は私はモモが好きです。
母親に振り回され、ニノの元を離れざるを得なかったモモ。
それでも、ニノの声を頼りにもう一度会えると信じて生きてきました。


やっと会えた、会えたのに、大切だからこそモモは再び離れようとして。
心が裂けそうになっても、ニノの想い拒絶する。
ホントの心を隠して、彼女のために嘘をつく。


しかし、ふとしたときにニノに向ける視線が、愛しさに満ちているから……これまた切なくなってしまう。

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ぶっきらぼうな言葉に中に、隠しきれない優しさ・愛しさが感じられます。
言葉の端々に、ちょっとした仕草に、ニノへの大好きが溢れていて。
私、こういうキャラに弱いんだよなあ。。。


そんな二人に想われる少女、ニノ。
印象的なシーンはいくつかあるけれど、重要なアイテムである、モモのギターに関するシーンが個人的には好きです。
モモと再び出会うために歌い続けて、出会えたけど拒絶されて。


ニノの声を聞いて、動揺して傷がついたというモモのギター。モモに自分の声が届いた証を人づてにもらったニノでしたが、拒絶された時、それはもういらないものかも思えました。
きっと、そこで諦められた方が、苦しまなかったかもしれない。悩まなかったかもしれない。


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それは、モモに届いたたった1つの証だったから。


局面局面で、少年少女たちは葛藤する。
そのたびに、彼らはこれまで大切にしてきた繋がりを頼りに、もう一度前に進む。
苦しい道でも、諦めたくないから。


この恋模様の行方に、読者はもう、ただただドキドキすることしかできません。
何度も私が、そうくるか……!!と感嘆させられたことか。
想像を簡単に超えてくるから、この漫画は恐ろしい。

引きずり込まれる音楽

恋愛方面も大好きですが、この漫画で描かれる音楽もまた大好きなんですよ。
漫画なので、当然音は聞こえない。
音は聞こえませんが、何か凄い音を出していることを演出するのが、この漫画は凄まじく上手い。


演奏している時の表情は、特にゾクゾクする。


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これから凄いことが起こるという期待感を、存分に煽ってくれる。
ニノは度々怪物と表現されますが、私はこういう表情からそれをよく感じています。
良い意味で、ぶっ飛んでいる。
だからこそ、何かを起こしそうな期待感が、常に彼女の周りにあるのだ。
想像を超えた何かが、生まれる予感しかしない。


もちろん、期待感は煽るだけではない。
掻き鳴らされた音楽は、痺れるくらい読者を魅了する。
観客が飲み込まれているだろう音を、体感しているような感覚さえ覚えてしまう。


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観客だけでなく、演者の自分たちさえ焦れてしまいそうなほど長いイントロ。
溜めて、溜めて、エネルギーを充分に満たした状態で放たれた音の迫力。
1つコマを読むごとに、自分が引き込まれていくのが分かってしまう。


そこから先は、上手く思考が働かない。
ただただ、描写に飲み込まれていく。
そんな感覚が味わえるから、この漫画は本当に凄い。


これをアニメでどう表現するか、ものすごく楽しみです。

終わりに

とにかく、面白い漫画だということが伝われば良し!
10巻も出ている漫画について、1記事で書くことがなかなか無いので、ちょっとまとまりが無かったかな。


好きなシーンはいくつもあるんですが、やっぱり愛しさが溢れ出るシーンが好きです。
この時のニノを見た時、私は切なくて苦しくて、それでも良いなあと思わずにいられなくて。


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好きって気持ちが溢れ出るシーンは、なんでこんなにも心に響くんだろうな……

試し読み(1巻無料公開中)

青春と恋愛の全てがここに。「青のフラッグ」は今年を代表する漫画になる

漫画 漫画-おすすめの漫画

甘く、切なく、そして苦しい。


そんな凄い作品が、ジャンプ+に誕生してしまった。
このブログでも何回か取り上げたいと思っていたけど、単行本が出るまで我慢した。
単行本が発売したタイミングで、多くの人に知ってもらいたいと思った。


……その割には、発売から1週間が経過してしまったけど。


この漫画は、高校生の青春と恋愛を描いた漫画だ。
息が詰まるほど、呼吸を忘れるほど、その切なさに魅せられて。


この漫画は、きっと忘れられない漫画になる。
1話を読んだ時、私は心からそう思った。

始まりは同族嫌悪から

主人公の一ノ瀬は、スクールカースト的に言えば底辺に近いところに位置している。
今風に言えば、陰キャというのか。
それでも、近い立場のオタクたちとそこそこ楽しく学生生活を過ごしていて。


陰キャなので、基本的に大人しく過ごしている一ノ瀬。
人当たりもまあ、普通なのだろう。
だからこそ、この漫画のヒロインである二葉にキツめなのが、印象的な導入だった。


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一ノ瀬に向ける視線は、明らかに好意的なものではなくて。
どんくさくて、いつも俯いている。
それは、まるで自分を見ているかのようで。


一ノ瀬にとって、二葉は鏡のようなものだったのだろう。
だからこそ、自分がそういう行動や姿をしていることを自覚してしまう。
それが嫌で、いつの間にか二葉も好意的な存在ではなくなっていた。


しかし、一ノ瀬は二葉と出会ってしまう。
クラスメイトだから出会うも何もないのだが、鏡としての二葉ではなく、「二葉」自身と出会ってしまう。
変わろうとする二葉と、出会ってしまうのだ。


一ノ瀬の親友である、トーマに恋した彼女。
トーマはスクールカースト上位で、普通に考えれば釣り合いにくい。
それでも彼女は、少しずつ行動していく。


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甘酸っぱすぎて震える展開。


何なんだこの可愛い生き物は!?
赤面している女の子は最高に可愛いって、改めて実感する。
恋する女の子の前では、私たちはいつだってニヤニヤが抑えきれないのだ。


一ノ瀬は、少しずつ二葉に心を開いていくけれど、二葉はあまりにも純真で、言葉を真に受けて想像以上の行動を取ってしまう。
トーマの好みの髪型にしたいという二葉の意見を、ショートくらいばっさり変えないと効果がないと軽く言う一ノ瀬。
この一言で、本当にショートにしてくるとは私だって思わない。


でも、二葉はそれをしちゃう女の子だ。
忘れてはいけない、彼女もまた陰キャだ。加減をちゃんと理解できていないのだ。
それが普通の女子が失恋でもしない限りしない行為だと言うことを、彼女は感覚として分からないのだ。


重い。


一ノ瀬がそう思っても、不思議ではないだろう。
自分の一言で、想像以上の行動を平気でしてくる。これが重くないわけではない。


でもそれは、無垢故の行動。
だからこそ、重いのだけれど。自分のせいで、二葉が後悔しかねない行動をすることが、一ノ瀬は怖いのだ。
トーマに好きな人がいることを知った上で、二葉にそうさせてしまったことが、苦しいのだ。


それでも、頑張ると彼女が言った時から。
こらえきれなくて涙が溢れても、変わりたいと彼女が自分に言い聞かせるように言った想いが伝わったその時から。


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一ノ瀬の心の中に、二葉の存在が浮かび上がる。
他の人より少し内側に、二葉が存在するようになるのだ。


迷いの中生きていく、高校3年生のその時期に、一ノ瀬の中に二葉の居場所ができる。
そうしてこの物語は、甘酸っぱさを超えた青春を生み出していく……

友達でいること


一ノ瀬の中で、次第に二葉の存在が膨れ上がっていく。
トーマとの恋を応援していたはずなのに、トーマのことを嬉しそうに話す二葉の姿に、どうしようもなく胸がざわつく。
それを認めないように目を背けるほど、気持ちは大きくなっていく。


親友を好きな女の子。
その子に対し、その恋を応援すると決めたのに、特別な想いを抱いてしまった場合、どうするか。
拒絶するのだ、関係を。


嫉妬する自分が嫌で。惨めな自分を見たくなくて。


それは多分、解決することには繋がらない。
逃げ続けても良い。でもそれは、逃げ切れるだけの精神力を持っている人間だけだ。
一ノ瀬は、そういうタイプではない。
逃げて、逃げ切ったように見えて。延々とその想いを引きずっていくタイプだ。


そして、彼は知らなかった。
相手が追いかけてくることもあるということを。


一ノ瀬自身は、自分は二葉に取って「トーマのついで」くらいな存在だと思っていたのだろう。
分かっていないのだ。
本音で話せる異性が、彼女に取ってどれだけ特別な存在か。
自分を勇気づけてくれた人間が、どれだけ大切なものなのかを。


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狂おしいほどの青春が、溢れていた。


トーマとは違う形で、一ノ瀬もまた二葉にとって特別な存在になっていた。
作中で随所にそれが感じられるけど、一ノ瀬だけがそれに気づいていなくて。
言わないと分からない。伝えないと、彼らは分からない人種だ。


だからこそ、この言葉は強く強く響く。
苦しくても、辛くても、想いを押し隠せば側にいられるのなら。
そうして一ノ瀬は、気持ちを隠しながら側にいることを選択する。


切なくて、苦しい。


いずれは、隠しきれない時が来ることが分かっているから。
それは、甘い甘い夢。隠していれば、側にい続けられるという甘美な夢。
現実は、残酷だ。
側にいればいるほど、日に日に想いは大きくなっていく。好きだという気持ちが膨れ上がっていく。


いつか、想いがこぼれてしまう日がきっと来る。
それが分かっているから、どうしようもないくらいの切なさを感じてしまうのだ。


彼らは、本当の心を隠している。
一ノ瀬だけじゃない、トーマも、そして二葉の親友である真澄も。


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まだ文字にはなっていないけど、トーマや二葉も難しい恋をしているのが分かる。
それはもしかしたら、伝えることさえ難しい気持ちかもしれないのだ。


甘酸っぱさも、確かにある。
しかしそれ以上に、この漫画は切なく、苦しい。
呼吸が止まるほどの青春が、所狭しと詰まっている。

心臓の痛む音が、聞こえてきそうだ……

終わりに


ジャンプ+は毎年凄い作品を出してきている。
全体的に見ればまだ裏サン系の方が充実しているかもしれないけど、絶賛したくなるような漫画があるのはジャンプ+の方だ。
web漫画サイトとして後発ではあるけど、その拡充っぷりが凄まじい。


ともかく、青のフラッグにすっかり打ちのめされてしまった。
今年を代表する漫画になるというのは、結構真面目に言っている。
青春系の作品が好きな人は、絶対に読むべき漫画。


未読の人は、まずは試し読みから。

shonenjumpplus.com

「初恋ゾンビ」どうあがいても逃れられない切なさ。続きを読むまで死にたくないんだ……

漫画 漫画-初恋ゾンビ

この作品が終わるまで死にたくない……そう思える作品は、なんですか?


まあ実際その作品が終わっても死にたくはありませんが、死ぬ時の心残りの1つになる、という作品が誰しもあるのではないでしょうか。
私の場合はベルセルクだったり、HUNTERXHUNTERだったり。
これは、真面目にちゃんと終わるか疑わしいという部分が、そう思わせているのかもしれません。


私は今週の初恋ゾンビを読んで、この作品の完結を前に死にたくない、難しいのならせめて来週の話だけでも……そんなことを思ってしまいました。
いま連載中のシリーズが、「初恋ゾンビ」という存在の本質に近いものを描いていて、それに絡めた切なさが、溢れ出て止まらない。


どうあがいても、この切なさからは逃れられない。


※この先はこれまでの感想以上にネタバレを含んでいます。

初恋ゾンビの本質

これまで、初恋ゾンビについて一番詳しいのは指宿くんでした。
しかし本シリーズにおいて、より初恋ゾンビについて知っていると思われる「キョーコ」という初恋ゾンビが登場します。


イブと同じく自我を持ち、宿主の意図せぬ行動を取ったりウソを付くこともできたりと、より成長した初恋ゾンビと言えるのかもしれません。
キョーコは、長い時間存在していることもあってか、自分たちがどういう存在かを理解しているよう節があります。
恐らくそれは、何十年もの時を、一人で生きてきたから。


宿主であるタロウの曽祖父が初恋ゾンビを見る力を失ってから、彼女は誰からも認知されない時間を、たった一人で生きてきたはずです。
その中で、「初恋ゾンビ」である自分について、長い時間考えていたのではないでしょうか。


同じ初恋ゾンビであるイブに対し、初恋が成就した瞬間、何を想うかキョーコは問います。
この時点でもう、切なくて苦しい。
考えることができていなかったけど、それこそがきっと、初恋ゾンビの本質につながってくるものだから。


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良かったねと思う。幸せな気持ちになる。


初恋ゾンビは本質的に、初恋が成就されて欲しいと思っている。
初恋が成就されるということは、初恋ゾンビが浄化される=消えるということ。
彼女たちは、自分たちと同室の存在が消えることを、悲観的に思わない。


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そう、彼女たちは初恋が叶って欲しいと願っているのだ。
たとえ自分の存在が消えるとしても……である。


考えてみると、初恋ゾンビが指宿くんに悪意を持って近づいたケースもあるが、それは宿主の初恋を成就させるにあたって邪魔な存在だったから。
イブもまた、タロウと指宿くんを仲良くさせる係を名乗り出たりしている。
もちろんイブのは無意識だ。
無意識レベルで、二人の仲を良くさせたいと思ってしまっているのだ。


これが、切なくないはずがない。
彼女たちは、本質的に初恋が成就されて欲しいと思っている。そのために行動している。
自分たちで、浄化される道を歩んでいるのだ。


自我を持たない初恋ゾンビたちは、まだ良いだろう。
しかし、イブやキョーコは自我を持ってしまった。自分の感情を持ってしまった。
それでもなお、本質的に消える道を選んでいるとしたら……ね。


恐らく、キョーコは消えたいのだ。
自分たちがそういう存在だということを知って。長い時間を一人で生きて。
自分本位ではない。
宿主にとって、それが一番良いと思っているから。そうなるのが、自然だと思っているから。


もちろん、あくまで推測ではある。
ただ、キョーコが自分のモデルとなっている存在に執着している姿を見ていると、そうとしか思えないのだ。
それを受けて、イブは一時的に反発する。


反発するが、キョーコのモデルであろう人物に似た姿を見つけた時、イブはキョーコに協力している。


キョーコが響子にあって、何をするのか。
イブはそれを見て、自分がどう感じるか知りたいという。

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これは、イブが「初恋ゾンビ」である自分とどう向き合っていくかを考えるという意思表示でしょう。
この話が終わった時、多分これまでと少し違うイブがいる。
結論はこのシリーズ中には出ないかもしれないけど、タロウと寄り添って生きるか、タロウのために初恋を成就させるかを、いつかイブは選択するだろう。


恐らくは、後者だ。だから、苦しいのだ……


ここで気になるのが、キョーコが響子にあってどうするのかを見たいという部分。
初恋ゾンビは、普通の人間には見えない。
だから、キョーコは響子に何かすることはできない。
できるとしたら、それは響子もまた初恋ゾンビが見えるということ。


ただ、初恋ゾンビを見る能力が久留米家特有のものだとしたら、指宿くんと違い響子はそれを移されるケースでもない。
……洞窟の中で頭ぶつけてとかも考えたけど、明らかに意識失った時に距離が離れてたからなあ。それも線が薄そう。


初恋ゾンビが自我を持つ条件として、初恋ゾンビのモデルとなった女性にもそれが見えるようになること……とかも考えたんですけどね。
でもイブが自我を持ったのは、タロウに江火野さんのボールがぶつかってからなので多分違う。
自我が目覚める条件も、何かあるんじゃないかなあと個人的には期待しています
※そこまでは無いかもしれません(笑)

指宿くんとタロウの選択


タロウは曽祖父から、初恋ゾンビが見えなくなった時の話を聞きました。
それは、想い人から告白された状態で、その想いを拒絶するということ。

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曽祖父は、その時自分を待っている「初恋ゾンビ」のキョーコことを思いだし、響子の気持ちを拒絶した。
そのことを指宿くんに伝えるタロウ。
指宿くんがそれを実践する相手が、自分だと気づかずに。


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何気に指宿くんが、自分の初恋がタロウであることを素直に認めるレアなシーン。
一人称も、ボクではなくワタシになっています。

このシリーズでは、元々指宿くんが女性であることを伝えるかもしれないことが最初から示唆されていました。
それは、指宿くんがお祭りで演じる役割を読めばよく分かります。


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伝説では男が女になって龍と共に天に還っています。
指宿くんの場合は、女になる必要はありません。元々女なのだから。
なので、恐らくここで女であることをタロウに告げるのではないかと考えていました。


来週でまたどんでん返しがある可能性は否定できませんが、初恋ゾンビを見えない状態にするためにも、タロウをもう一度自分に恋させた状態で、その気持ちを拒絶する必要がある。

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初恋ゾンビを見えなくするための行動。
タロウを再び恋した状態にさせ、それを拒絶するという指宿くんの選択。
しかし、これは本当にそうなのだろうか。


そういう意図はあっただろう。
でも今や、これはそういう次元じゃない。
隠してきた想いが溢れ出す。抑えてきた気持ちが、出口を見つけて流れ出す。


本当の自分が、零れ出る


ただし、このシチュエーションだと、初恋ゾンビが見えなくなるのはタロウの方ではないかというのが、大半の読者の感想です。
タロウの曽祖父のエピソードと、今のシチュエーションがそっくりだからです。


指宿くんへの恋心を取り戻しても、タロウはイブと共に生きることをすでに選択する意思を固めています。
だから、拒絶されるのは指宿くんの可能性もある。
その場合、初恋ゾンビが見えなくなるのはタロウの方です。


考えられるのは、4パターンくらいでしょうか。


①指宿くんへの恋心を思い出したタロウの想いを、指宿くんが拒絶する
→指宿くんが初恋ゾンビを見る能力を失う

②指宿くんへの恋心を思い出したタロウが、その状態で指宿くんを選択しない
→タロウが初恋ゾンビを見る能力を失う

③指宿くんへの恋心を思い出したタロウと、指宿くんが結ばれる
→イブが消滅?二人の初恋ゾンビを見る能力はそのまま?

④タロウが指宿くんへの恋心を思い出さない
→そのまま

来週指宿くんがどこまで言うか次第ですが、基本的に今後の展開はタロウの選択次第になっていくでしょう。
⑤の展開で江火野さんのことを思い出して別のパターンに繋がることも考えましたが、流石にないか。
その選択肢があったら、もうこの漫画を今以上に讃えるしかない(笑)


個人的な見解としては、②の可能性が高いと思われます。その次が④。
どちらにしても、指宿くんにとっては辛い展開です。


一応②の可能性が高い根拠としては、曽祖父のエピソードと酷似していることと、タロウのためには早く見えなくなったほうが良いという曽祖父の言葉。


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別れることを推奨しているわけではありません。
ただ、いつか別れる選択をするならば早い方が良いという、経験から来るアドバイスなのでしょう。
きっとそれは、キョーコと別れた経験から。
曽祖父もまた、辛く苦しい時間を過ごしたのでしょう。


初恋ゾンビを選択したことで、初恋ゾンビが見えなくなる……というのかなかなか皮肉ではありますが。
タロウがその選択をした時、イブは指宿くんにしか認識されない存在になるですよ。
指宿くんの立場、イブの立場両方とも想像しただけで胸が痛い。


最初に書きましたが、どうあがいても、この切なさからは逃れられない

終わりに

今後の展開を大きく左右する局面に入ってきました。
なんだかんだウヤムヤになる可能性もありますが、最低でもタロウが指宿くんを女の子だと知るor女の子ではないかと疑う部分まではたどり着くと思います。
主要キャラ3人が、それぞれ自分の気持ちとどう向き合っていくか、非常に注目です。


先週・今週と感想書きたくても、上手く自分の考えを整理できなくて、この記事にとりあえず考えをまとめてみました。
今一番続きが気になる漫画が初恋ゾンビです。


この漫画の続きを読むまで、死にたくないんだ……!!


あ、巻末コメントで峰浪りょう先生が勧めてた「明日、春が来たら」めっちゃ良い曲でした。みんな聞こう

明日、春が来たら

明日、春が来たら

朗報

初恋ゾンビ1~2巻が現在無料公開中。読むしかないね!

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