「月曜日は2限から」という漫画があります。
一部の読者の心を掴んで離さない、ゆるい感じの日常系です。
タイトルからゆるさが伝わると思うけどな!
そんな月曜日は2限からが、今月のゲッサンで最終回を迎えました。
思わず私も感傷的になって、ぽえみーなツイートを連発してしまいました。
総括した感想は、最終巻が発売されたタイミングで書こうかと思いますが、
今回は、私が愛してやまない「月曜日は2限から」の好きなシーンを紹介しようと思います。
ゆるい感じの漫画だと言ったな。
会話のキレは、一級品だよ!
※この記事の二番煎じです。被ってるチョイスもあるよ(ネタバレ)
雨の日に、傘を忘れたら
傘を刺さずに登校し、濡れてきたヒロインの咲野。
体を冷やすと心配していた主人公の居村くん、それ見たことか、という当然の反応。
しかしそこはヒロイン。咳すら前フリだったのだ。
コンコン、とだけで通じるこの感じが、たまらなく大好きです。
ああ、そういうことかと居村くんと一緒に納得してしまいました。
ちょっとニヤニヤしてしまう、そんなシーンです。
なんでだろうな
ついつい、他と違う形をしているものに目がいってしまう居村くん。
それは、隣にいる誰かさんが普通のことをしてくれないから。
咲野と居村の腐れ縁的なものを、感じさせてくれるエピソードです。
これだけ一緒にいたら、ひまわりに対してだって、「あ、何か咲野っぽい」って思っちゃうよね。
君に届け
やっかいごとばかり持ってくる咲野を、仕方ないという風にいつも受け入れてしまう居村くん。
悪友の自分だから、咲野が甘えているのを分かって、許しています。
普通の人には伝わらないぞ、という忠告に対する答え。
完璧だ。
このやり取りが、狂おしいほど好き。これ以上ないほど伝わる、咲野の「甘え」。
良いなあ。
気をつけるのがだいぶ先になりそうです
恋愛禁止の学校生活。
無意識に、近づいてしまった距離。
真面目な委員長は、音質より気になることに遭遇してしまいました。
誕生日だから、大目には見るけれど。
気をつけるべき「次」は、かなり先になりますね。
言ってて自分で気づく、ちこちゃん(風紀委員長)が可愛いシーンです。
手は繋がないよ。
人混みの仲、友達以上の関係の男女。
少し照れながら、手を繋ごうかと誘う居村くん。
正月らしい返しをした後に、断って。
自分との待ち合わせに遅刻して、走ってきた居村くんのことを考えて。
甘酸っぱい、青春に満ちた言葉が紡がれる。
ちょっとの間が合ったのは、そこに嘘じゃない気持ちがあったから。
月曜日は2限からの一番好きなシーンです。
月曜日は2限かららしい、流れるような掛け合いの中で、甘酸っぱさに満ちたセリフが紡がれる。
愛おしいほど、このシーンが好きです。
どんな校則を破ったのかな?
遅刻して、こっそり柵を乗り越えてしまった、元風紀委員長のちこちゃん。
破った校則は、柵を乗り越えた不正だけではない。
答えは、彼女表情を見れば明らかで。
校則で、ちこちゃんの気持ちを表現する展開が凄く良いシーンです。
ちこちゃんの乙女らしい顔が、印象に残っています。
その校則は、思春期には守り難いものなんだ。
誰だ!
単純に、会話のキレが凄まじい。
ボケの切れ味が、非常に強烈です。確かにこれは、落ち着けって言いたくなる。
しおりちゃんは優秀です。
月曜日は2限から
悪友ではあるけれど、それ以上の気持ちをちょっと自覚した後の、このやり取り。
ちょっとした甘酸っぱさを、感じずにはいられない。
それでいて、「いつもの二人」感に溢れているから、たまらない。
最後のコマが本当に好き。
ちょっとこれ最終回だった!?ってびっくりしたけど。
唐突なタイトル回収はビビる(笑)
終わりに
月曜日は2限からの好きなシーンを紹介してみましたが、いかがでしたか?
もっといっぱいあるんですが、全体の流れが素晴らしい話は、一部分を切り取るのが難しくて紹介しきれていません。
気に入ったシーンがあったなら、もう単行本買うしかないね!
ちなみに、月曜日は2限から読者の、今の気持ちを表してくれるシーンもありました。
もう少しだけ、このまま月曜日は2限からの世界に浸っていたい。
そう思えるくらい、素敵な作品です。