ただのエロじゃ満足できない。
読ませるエロが良いんだ!
という私のワガママを叶えてくれたのが、エゴコロ♡トイロだ。
ただエロいのを求めるなら、もう年齢的にエロ漫画を買うほうが良い。
主人公は、美大に席を置く絵描きという設定。
昔描いた妹の絵が賞を射止め、将来を有望されたがそれからどんどん落ちぶれていってしまう。
絵画だって勃起なきゃ描けない
という、素晴らしい名言を発したりする主人公です。
じゃあ昔描いた妹にも……という話になるけど。
これだけ可愛いけりゃ仕方ないというレベル。
いや私は巨乳派なんだけど、思わず鞍替えしたくなる。
主人公がこれでぺったんこ好きになるのも分かる。
しかしこの天使、残念ながら回想にしか登場しない。
両親についてアメリカに旅だった後、肉付きが良くなって帰ってきました。
変わりすぎだろ!!
と画像だけ見たらツッコミたくなるレベル。
アメリカの食事でこうなったのか、ナイスバディになって妹の麦ちゃんが戻ってきた。
ちなみにこのシーン、別にほっぺた触ってるだけですけど無性にエロい。
この作者、良い表情を描くなあ。
絵描きらしく、夢中になると描きたい絵が見えてくるようで。
この時彼が見たのは、路上で裸になる麦の絵。
脱衣を妹に頼み、それを了承する妹。
素晴らしい展開だな(笑顔)
結局兄が途中で冷静になり、麦ちゃんは全裸にはならず。
しかし、ノーパンで家に帰った模様。
いや自転車でそれは危険過ぎるな……
エロい部分の話ばかりしてるけど、この漫画の好きなところはちゃんとストーリーも読ませる部分。
麦ちゃんは両親より先に帰ってきたけど、そもそも両親とケンカしているらしい。
兄に泣きながら、家に置いてもらうように頼み込む麦。
それに対し主人公は、抱きついてきた麦にいけないことをする妄想をしながらも、優しく頭を撫でて。
ここにいていいと。お前の家だと。
絵描きの前に、麦の兄きだ…!
エロだけに走らず、ちゃんと主人公の男性としての魅力を描いているのが素敵。
何でモテるか分からない主人公もいるけど、この主人公(トオルって名前)が好かれるのは分かる。
もう一人のヒロインの家が火事になっている時は、危険を顧みず飛び込んだり。
そりゃそんな姿見せられたら、女の子だって後ろから抱きしめたくなっちゃうよ。
私も薄い胸の女の子に、後ろからギュッとされたい(願望)
優しさと、ふとした時に出る力強さがトオルの魅力かな。
というのが1巻の感想。
2巻も別にやる予定。
とりあえず、読んでみない?
- 作者: 林崎文博
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/11/19
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