今一番面白いラブコメは迷いますが、今一番好きなラブコメは迷いません。
初恋ゾンビ、一択です。
もう、どうしてこの漫画はこんなにも素晴らしいのか。
先週までの夏休み編が大いに盛り上がって、今週からは新学期がスタート。
TVアニメでいうと、2クール目が始まるような感じで。
でも、その始まり方がもう最高すぎて。
期待がどんどん膨らんでいくのが分かります。
これ以上の再スタートって、そうそう存在しないんじゃないかってレベルで、ニヤニヤもしてワクワクもして。
この時代に産んでくれた親に、1分くらい感謝の祈りを捧げました(お布団の中で)
「初恋ゾンビ」祭りの音に紛れ込ませた、ヒロインの気持ちが……良いのだ - いつかたどり着く
※上記リンクは先週号の感想です
長く感じた夏休みに潜む意味
今週から新学期ということで、久々に見るキャラも多数登場。
夏休みは、タロウはずっとイブ・指宿くんと一緒にいましたからね。なかなか他のキャラが入る隙間が無かった。
そう、ただ一人、江火野さんを除いて。
江火野さんも、タロウと偶然出会ったプール編、その後の林間学校編で、タロウを強く意識するようになっていて。
これまでより精度の高い乙女センサーで、敏感にタロウと指宿くんに何かあったことを感じ取ります。
タロウが指宿くんを見てるとね、江火野さんは気づいちゃうんですよ。
やっぱりそれは、タロウを見てるから。
そんな流れで、指宿くんと旅行に言った話を、タロウに振る江火野さん。
何だかちょっと、拗ねているみたいで可愛い。
私の知らないところで、仲良くなっちゃって……みたいな。
江火野さんとの会話の中で、タロウは心にも思っていない感じで、充実した夏休みだったよと江火野さんに伝えます。
彼自身は省エネ男なので、もう少しダラダラしたかったとは思いますが。
でもね、本題はそこじゃない。
それに対する、江火野さんの返答なのだ。夏休みに対する、江火野さんの感想に甘酸っぱさが溢れるのだ。
私の枕がサンドバックと化した瞬間だった
新学期そうそう、なんてシーンを描いてくるんだ峰浪りょう!
甘酸っぱすぎて悶えちゃうだろこんなの!
なんで長いと感じたか。
決まっている。
タロウと会いたかったからだ。
恋心を自覚していない江火野さんが、新学期というシチュエーションで、これほどタロウに対する好意を示せる言葉が他にあるだろうか。
いや、ない。
この江火野さんの言葉こそが、最適解なんだ……
極めて限られたシチュエーション内ではあるものの、ラブコメの展開の1つの到達点とも言えるシーンに、悶えて悶えて仕方ありませんでした。
枕カバーが擦り切れてきたのは、半分くらい初恋ゾンビのせいだ(大真面目)
小学館に請求書を送ろう(やめろ)
江火野さんの恋は、何でこんなに……甘酸っぱくて眩しいんだろうか。
眩しくて、でも目が離せないのである。
話の本筋ではないけど、机の上に乗せてる胸の重量感が半端ない。
指宿くんが泣いても喚いても、手に入らないものがそこにあるのだ。
峰浪先生……机になりたいです。机に……
そうそう、席替えをするって聞いた時の江火野さんの反応、みんなちゃんと読んでますか?
ちょっと残念そうな雰囲気が漂うこの感じ、分かるよね!
ちょっとした言葉や仕草に、自覚していない「好き」が読み取れちゃうのが、本当に素晴らしい。
いつニヤニヤしちゃうか、予想できないことが非常に多くて……もう、もう!!
江火野さんが可愛すぎて、私は幸せです。
初恋ゾンビ江火野も、本人がなかなか見せない表情をしてくれるのが良いよね(笑)
宿り主の人吉くんセンサーも、なかなか大したものです。
タロウと江火野さんの関係を疑っているのは、彼を除けば一人くらいしかいないでしょう。
恋する男子も敏感ですね。
彼の凄いところは、タロウと違って人吉くんは江火野さんのスク水姿を見ていないということです。
妄想だけで、ここまで具体的な姿に……
ある意味天才だなw
イブと指宿くんの新学期
自我を持った初恋ゾンビ、キョーコとの出会いを得て、イブもまた少しずつ変わっていきます。
大きな変化としては、キョーコと同じように、より独立した存在になっているということでしょう。
イブの服装は、いつもタロウの心情が反映されます。
江火野さんの下着を見た時は、イブがチェックの下着姿になってしまったように、その時のタロウの心情がダイレクトに反映されていて。
しかし、今回の制服姿が、明らかにタロウの心情が反映されたものでないことが読み取れます。
ほぼ確実に、イブが望んだ格好でしょう。
イブ自身は、まだそのことに気がついていないみたいですが。
イブが独立した存在になっていくことが、今後どう物語に関わっていくのが注目していきたいです。
多分、良いことばかりではないような気もするけど。
タロウも言うように、制服姿がめちゃんこ可愛くて困る。
守りたい、この笑顔。
指宿くんはというと、自分の恋心を再確認したからか、周りから見ても神々しさが増しているようで。
ただ、本人は、その時のことを思い出すと恥ずかしくて仕方ないらしい。
悶えてる姿が、初恋ゾンビを読んでいる時のまんま私だった。
私は指宿くんだった?(違います)
これで枕を殴ってたら、マジで私がよくやる行動みたいだった。
美少女がやると、可愛く見えるってはっきり分かるんだね。
布団の上を転げ回っている指宿くんが可愛過ぎて抱きしめたい。
食事中に奇声あげられたら、正直びっくりするけど(笑)
ぬはあ!は美少女に似つかわしくないな。
江火野さんの乙女センサーが向上したように、指宿くんの乙女センサーにも磨きがかかっていて。
上述している、江火野さんの夏休みが「なんだか長かった。」という言葉。
指宿くんだけが、その意味を理解していて。
タロウに会いたかったから、長く感じていたことを、指宿くんだけが気づいていて。
タロウが指宿くんを見ていれば、江火野さんが気づく。
タロウが江火野さんを見ていれば、指宿くんが気づく。
ああ、なんてこの漫画は楽しいんだ。
ニヤニヤが止まらない。次から次へと、溢れてくる。
そして新学期の席替えの結果がこれ。
最of高。導入として完璧。
楽しくなりすぎて、声出して笑ってしまいました。
何だよこの新学期スタートは!?完璧すぎてニヤニヤするわ!
ベタというか、ベタベタ中のベタ。
むしろ、今までこの状態じゃなかったのが不思議なレベル。
つまり、まだ底を見せていない状態で繰り広げられていたラブコメに、私たちは悶えさせられていたのだ。
新学期は、万全の状態でスタート。
ああもう、今まで以上に打ちのめされる未来しか見えない。
初恋ゾンビという漫画に、食べられたい……
終わりに
つい3時間前も初恋ゾンビの記事書いてましたが、次から次へと感想が書きたくなって困っちゃうね。
この記事も、色々な視点でもっと書けるなあと思いつつ、一番伝えたい部分を凝縮してみました。
読んでいてこんなに楽しいって思える漫画に出会えるって、幸せなことだよなあ。
この感想が、初恋ゾンビを読む楽しさを伝える手助けになれば良いなと、個人的には思っています。
単行本6巻読み切ったら、もうこの漫画の魅力からは逃れられない。
読んで……欲しいなあ。。。
※試し読み
seiga.nicovideo.jp