スキだらけで「好き」だらけ。
そんなの絶対面白いに決まっているじゃん!という組み合わせが実現しているラブコメこそが、「天野めぐみはスキだらけ!」なのです。
ヒロインである天野さんのスキだらけな姿を、主人公の学がカバーをしていく中で、天野さんの溢れ出る「好き」が学に降り注ぐ様子は……ニヤニヤが止まらない。
天野さんと一緒にいると、煩悩ばかり浮かんでしまいます。
仕方ないよね、男は一生男の子なのだから。
仕方ないよね、一生男の子なのだから(自分に対する言い訳)
めぐみが静電気を帯電させて遊んでいる話の1シーンですが、マジで絵面的に危うい。
普通こんなシチュエーションは思い浮かばないだろ……(笑)
やっぱりねこぐち先生は変態でした(確信)
絵面的に危ういシーンも多々ありますが、やはり天野さんの可愛さは「好き」が溢れた瞬間なのです。
というわけで、単行本最新刊である7巻に描かれた、天野さんの可愛さの話をしたいと思います。
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会った瞬間、花が咲く
Twitter等では常々言っていますが、天野さんは学と会った段階ですでに凄く嬉しそうなんですよ。
会えて嬉しい。
それは無意識かもしれませんが、表情からそれが溢れていて。
学が天野さんの家を訪れた時なんてもう、秒で笑顔になってた。
なんだこのヒロイン。可愛すぎるだろ……
刹那の出来事である。
学だと認識したその瞬間に、弾ける笑顔。
溢れ出る嬉しさ。
読者の私まで、幸せな気持ちになってしまいます。純粋過ぎて、眩しい……
天野さんが学に出会った時、「ぱああっ」って感じの擬音がつくんだけど、凄い勢いで笑顔になっているのがよく分かる。
この擬音を見ただけで笑顔になってしまう状態。
パブロフの犬じゃないんだから。
んぎいいいいいいいかわいいいいいいいいい(うまるちゃんのきりえちゃん風に)
学は照れくさいのか、天野さんと会う時によく「ゲ」って言ってます。
なかなかに失礼な反応ですが、天野さんは一向に気にしていないんですよ。
会えた嬉しさが大きくて、多分そんな反応も意に返していないのでしょう。
あるいは、ある意味いつもの二人のやりとり……みたいな感じで、その反応も嬉しかったりするのかもしれません。
そんなやり取りができる距離でいられる嬉しさ、みたいな。
はあああ、天野さんが可愛いので幸せです。
勘違いラブコメが良いのだ
何かを勘違いすることで、ラブがコメっていく展開が私は大好きです。
気づいた瞬間の赤面力とか、勘違いして恥ずかしがる姿とか妄想する姿とか。
8巻は、凄い馬鹿馬鹿しい勘違いだけど、全く無いとは言い切れなくて、もう笑ってしまった。
いくら天野さんでもいきなりパンツの話はしないだろ!!(笑)
いつもいやらしいことを考えているから、そういう発想になるんですよ。
ちょっと聞いてますがそこの男子諸君。君たちに言ってるんだよ!
まあ一番良いたいのはねこぐち先生なんですけど(笑)
こういうバカバカしい展開が、楽しくて仕方ない。
パンツの話だと思って聞いていると、この後のめぐみの言葉は危うさしかない。
まあ、言葉の響きはほぼ一緒だから……勘違いも仕方ないよね……
学の勘違いは、思わず笑ってしまうものでしたが、天野さんの勘違いはニヤニヤしちゃう可愛さがありました。
スキだらけの天野さんに対し、学が放った言葉。
えんだああああああ(違います)
全然結婚とかそういう勘違いではなくて、「天野家」を差している言葉を「遠藤家」のことだと勘違いして。
スキだらけな姿は、自分にだけ見せろ……という彼氏っぽい言葉だと勘違いして悶える天野さんが可愛すぎる。
学に対してだけチョロい、そんな天野さんが私は大好きです。
私を見て
8巻は全体的に素晴らしい内容ですが、その中でも卓球回が非常に良かったです。
天野さんは、その前の話で、学が気になっている女性「美川さん」と接触していて。
学にそのことを伝えるかどうかで、悶々としていました。
伝えるか悩んで、その時の彼女が出した答えは、私を見て……というもので。
にじみ出るような、そんな愛しさがこのシーンにはあるのだ……!!
自分の姿を学に見て欲しい。
それで好きになってくれるかは分からないけど、一生懸命頑張る姿を見て欲しいという、天野さんのいじらしい思いが溢れて……グッと来る。
こんなヒロイン、絶対可愛いに決まってるじゃないか!
試合中に、学の姿を探して見つけたら笑顔になったり。
勝った後、学と目があってVサインしてみせたり。
天野さんの可愛さが、存分に溢れる会となっています。
こんな姿を見せられたら、異分野とはいえど、学だって頑張ろうって思ってしまうんですよ。
天野さんと一緒にいるために、もっと頑張らなきゃいけないって。
結果的に、美川さんのことでどうこう悩むより、自分らしく頑張ることこそで、学もまた天野さんのことを意識するというのが分かる、良いシーンでもあったり。
迷っている天野さんも悪くないけど、やっぱり全身で「好き」を感じさせてくれる天野さんが、読者は大好きなのだと感じました。
終わりに
じっくり単行本の表紙を見ていて思ったのは、やっぱりえっちだ……ってことですね。
中学校の頃の私なら、親に見られるのが恥ずかしくてベッドの下とかに隠すレベルです。
今は堂々と、実家の今でも読めるけどな(それはそれでどうなんだ)
天野さんの可愛さ溢れる8巻で、大変幸せな気持ちになれました。
読めば幸せになれる天野めぐみはスキだらけ!を、今後も応援していきます!
※試し読み
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