読まないなんて勿体無い!
人によって好みはあるので、好きな漫画でも強く勧めすぎることはあまりしません。
しかし、「からかい上手の高木さん」は別。
最新刊4巻、表紙からすでに「青春」が溢れています。
これがまた実に素晴らしい内容で、何度も何度も読み返してしまいました。
そのたびに思ってしまう。
なんでこんなに、高木さんの「からかい」に悶えてしまうんだ……と。
読者を幸せにする、高木さんの「からかい」。
4巻、最高でした。
※単行本最新刊、8巻感想公開しました。
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心が喜ぶ、高木さんの「からかい」
高木さんの「からかい」は、何というかもう1つの技能です。
いや、高木さんの特能と言っても過言ではないでしょう。
効果は、読者を幸せにすること。
高木さんを道で見つけた西方が、後をつけてからかおうとした時、高木さんはそれを逆手にとってからかう。
この無邪気さが、たまらなく可愛くてニヤける。
西方をからかうために、草むらにも平気で入ってしまう、そんな高木さんにニヤニヤしてしまう。
帽子のトリックは普通ですが、年頃の少女が草むらで待ち伏せなんて、あまりしないでしょう。
でも、高木さんはしちゃう。
それを読者が、「西方をからかうためなら当然」って自然に思えちゃうところが、この漫画の凄いところです。
高木さんの、実に楽しそうな表情。
読んでいる私も、自然と楽しくなってしまう。
西方をからかう高木さんは、本当にいつも楽しそうで。
最近、私もようやく理解しました。
からかう高木さんが可愛いんじゃない。
西方をからかう高木さんが、どうしようもないくらい可愛いのだと。
西方くんと高木さんが、クラスで付き合っていると噂され始めた時。
高木さんの方が、一緒に帰ろうと誘っているから、高木さんが西方のことを好きだと思われているということを、「あえて」西方くんに伝えます。
もちろん真意は、「だから今回は西方が誘って」です。
意識させなければ、西方も普通に誘えたかもしれません。
しかし今は、充分に「男女」を、高木さんに意識させられてしまっていて。
生み出させるのは、悶えるしかできない展開。
西方の反応を伺う高木さんが、本当に楽しそうで可愛い。
ものすごく照れて、高木さんを直視できない西方くん。
それを楽しそうに、そして嬉しそうに見つめる高木さん。
高木さんの「好き」が、非常に伝わってくるシーンです。
こんなの悶えずに読めるわけがないだろ!!
西方をからかっている時の高木さんは、最高に可愛い。
それが改めて分かりました。
4巻の個人的ベストシーン
3巻のときもベストシーンを選んでいますが、どの話もめちゃくちゃ面白いので、選ぶのが非常に難しいです。
その中でも、やっぱり雑誌掲載時からものすごく好きなシーンがあるので、ぜひそれを紹介させて下さい。
思春期の男の子にとって、破壊力バツグンすぎるからかいです。
家で二人で勉強会をしようとするも、机も椅子も1つしかないことに気がついて。
じゃあどこで勉強しようか、という時に繰り出された「からかい」は、悶え叫びたくなる気持ちを抑えきれない
こ、小悪魔すぎる……!
涼しげで、それでいてどこか挑発的で。
高木さんの魔性さに、読者はもう完全ノックアウトです。
このシーンの高木さん、ホント好き。
ちなみの次のページの、西方の反応を楽しそうに見ている高木さんも最高です。
魔性さ、無邪気さを併せ持つ、高木さんは最強のからかい女子だな!
終わりに
高木さんにからかわれたい。
そう思う読者ばかりでしょう。
こんな風にからかわれたい!って、私も読んでいて何度思ったことか。
それくらい、からかい上手の高木さんは凄いです。
この凄さを、ぜひ読んで体感して欲しいです。
きっと、幸せな気持ちになれるはず。
実際に、読者も高木さんのからかいを体験することができる話も存在します。
単行本に収録されない可能性もあるらしいので、ゲッサン8月号は必読ですよ?
※詳細は以下記事を参照
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【CM】
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【試し読み】
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【1巻感想】
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【2巻感想】
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【3巻感想】
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