子供の頃、絆創膏を貼るのが嫌いでした。
子供の頃、田舎の子供らしく外で遊ぶことが多く、毎日どこかしら、擦り傷や切り傷を作っていた気がします。
ただ、バンソウコを貼るのは軟弱者だ!みたいな考えがあって、バンソウコを貼ることに抵抗がありました。
※私の地域はカットバンって言ってました
そのせいで、微妙に後が残ってしまった傷もいくつかあります。
適切に治療してたら、残らなかったかもしれません。
今はそんな風に思っていましたが、今週号のサンデーを読んで気付きました。(ここまでが前フリ)
可愛い幼なじみが絆創膏を貼ってくれていたら、きっと私も抵抗しなかったに違いない。
そう、天野めぐみはスキだらけが、そのことに気づかせてくれました。
天野山……いや天野さん!
天野さんを見ていると、時々山を連想してしまいます。
何がそれを連想させるかは、お察しください。
現実世界は台風が来たこともあって、少しずつ涼しくなりつつある気もしますが、天野さんたちの世界はまだまだ暑そう。
慣れない大工仕事なんかした日には、ちょっと上着くらい脱ぎますよ。普通ですよ。
はふぅ
天野さんが作業の疲れから少し吐息をもらしたように、私の緩みっぱなしの口からも、気の抜けた感じで空気がもれました。
これまでの天野さんに対する評価は、一貫して可愛いというものでしたが、このシーンだけは違う。
高校生離れした色気がある。
どれくらい色気を感じたかと言うと、未亡人のうなじくらいです
※一般的に色気といえばそれかなという勝手な思い込み
やっぱり天野山は偉大だ。拝みたくなる。
……間違った。天野さんでした。
拝みたくなったのは本当です。こうね……破壊力が凄まじかったからね。
俺氏、幼なじみに絆創膏を貼ってもらいたさ過ぎてむせび泣く
一時期、2ちゃんまとめのスレタイに、こんな感じのものが流行った記憶があります。
むせび泣くなんて大げさだ……、今日までの僕はそう思っていました。
今は、その気持ちがよく分かる。
想像して見よう。幼なじみに絆創膏を貼ってもらえる光景を。
想像してみよう。照れたところを幼なじみにからかわれる様を。
想像してみよう。お揃いのように貼られた絆創膏を、幼なじみが嬉しそうに眺めている姿を。
……躊躇っている人のために、言おう。
私たちはむせび泣いていい。むせび泣いて良いんだ!
グッとくるシチュエーション過ぎて、むせび泣きたいのにニヤニヤが止まらない。
なんでこんなに、天野さんは可愛いんだよ!
一緒の絆創膏というだけで、嬉しそうな顔されたら、読者の頬は緩みっぱなしです。
「好き」が溢れすぎぃ!
「スキ」だらけでな上に、「好き」だらけときたものだから、この漫画は本当に最高です。