サンデーで大人気連載中の、「だがしかし」が僕は大好きです。
駄菓子という一見地味そうなテーマを描きながら、破天荒なほたるさんを中心に、駄菓子を楽しみ尽くす展開が非常に面白い漫画です。
アニメ化もしたし、みんな大好きだよね!
しかし、読んでいる中でふと頭の中をある考えがよぎる。
ほたるさんとサヤ師、一体どっちが可愛いんだ……
僕はヒロインが複数いるタイプの作品では、基本的にお気に入りが自然と作られます。
いちご100%だと西野、ニセコイだと千棘。
天地無用だと砂沙美ちゃんだし、インフィニット・ストラトスだとセシリア。
そう人間は業の深い生き物。自分にとっての1番を決めずにはいられない。
フローラ派、ビアンカ派に別れてしまうように。
※システム的に仕方ない
ただ、僕はだがしかしに関しては、どちらがお気に入りなのか自分でもよく分かっていません。
ということで、5巻を読んで確かめてみることにしました。
ほたるさんが楽しそうな表情で、幸せになれる5巻
5巻はほたるさんのためにある。間違いない。
サヤ師は5巻の登場率があまり高くないため、ほたるさんが相対的に目立っています。
いつも目立っているというツッコミは野暮だぞ。
ほたるさんと言えば、やはり駄菓子を扱う時の楽しそうな姿、食べる時の美味しそうな顔。
あんこ玉をここまで美味しそうに食べるヒロインがいただろうか。
よっちゃんイカをかけても良い。絶対にいない。
そりゃココノツも、自分よりほたるさんに食べて欲しいって思っちゃうよ。
ほたるさんが駄菓子を食べている姿を、ずっと見ていても良いなって考えてしまうレベル。
駄菓子を前にするといつもワクワクして、幼い子どものように無邪気にはしゃぐ姿が、本当に可愛い。
誇張抜きに、見ていて自然と笑みが浮かぶ。
ほたるさんが側にいれば、毎日楽しいだろうな。
現実にいたら、面倒だぞって思った夢の無い人は覚えておきなさい。
お父さんがユーチューバーって、周りに言いふらしてやるからな!ああもう、可愛いなあ!!
バレたわ!じゃない、普通分かるわ!
ほたるさんの場合、これが本気でバレないと思ってやっているということが、読者は自然と分かってしまうんですよ。
バレるなんて思いもせず、本気でココノツが「きえちゃうくん」が自分をさらったと信じるって、考えてるんですよ。
もうそれを見ているだけで、心が満たされていく。
僕たちは、ほたるさんの楽しそうな姿を見るだけで幸せな気持ちになれるんだ。
恋するサヤ師が可愛い5巻
5巻はサヤ師が際立って目立つ話がない巻です。
が、だからといって見せ場が無いなんてことはありません。
僅かな時間、僅かなチャンス。
大ゴマじゃなくてもキャラは輝けるということを、サヤ師は僕達に教えてくれます。
サヤ師の武器、それは恋する乙女の表情(と御御足)
ココノツとのやり取りで浮かれる姿は、もはや読者にとってご褒美。
ココノツに毎日コーヒー淹れてあげたいらしい。
さり気なくプロポーズちっくなことを言っちゃう、サヤ師が可愛すぎる。
楽しみすぎて、テンパっている姿を見てニヤニヤが止まらない。
別の話では、質問があってココノツに電話して、疑問は解消されず。されなかったけど。
サヤ師が幸せそうで、僕も幸せです。
カンロ飴のことが聞きたかったんじゃない。
ココノツと話したかったのだ。
目的全く果たせてないけど、満ち足りた表情です。なんて可愛い生き物なんだ。
どうでも良いけど、子供の頃カンロ飴苦手って結構あるあるなんですね。
サヤ師と同じ体験しててちょっと嬉しい。
終わりに
僕には、ほたるさんかサヤ師のどちらかを選ぶなんてできませんでした。
だって、二人共可愛いんだもの。
僕は永遠に二人の間にいたいの……
まあ全体的に、5巻はほたるさんが中心だったのは間違いない。
いつもとちょっと違う表情を見せたり、ほたるさん好きにはたまらない巻だったと思います。
一番のお気に入りのシーンは、サヤ師のメガネ姿だけどな!
ノリの良いサヤ師が最高でした。
ちなみに僕はブラックサンダーは駄菓子じゃないと思ってましたが、だがしかしを読んで考えを改めました。
でも職場で食べてる女性は、ほとんど見たこと無いなあ(笑)