なかよし60周年記念盤の、単行本が欲しくてたまらない(挨拶)
なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら(1) (KCDX)
- 作者: CLAMP
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/03/27
- メディア: コミック
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小学生の頃、CCさくらのアニメに出会った
ある意味当然ですが、私はCCさくらはアニメから入りました。
このアニメが放送されたのが1998年、1990年に私が生まれた私は小学校2年生でした。私が物心がついた時期が大体このあたりでした。それ以前の記憶はあんまりない(笑)
それもあって、この作品には本当に思い入れがあります。
多分、ちゃんと大部分のストーリーを覚えている最古の作品がCCさくらでしょう。
その前にやっていたあずきちゃんも見てたはずなのですが、いまいち記憶になくて。
CCさくらが始まってから、私は毎週火曜日の6時は必ず居間のテレビの前にいました。夕飯時だったので食事の準備の手伝いをするのが常なのですが、そのときばかりは毎回嫌がっていた記憶があります。見逃したくなかったんだろうな。
もう本当にこの作品が大好きで、夢でCCさくらのキャラクターと遊ぶくらい好きでした。
今思うと、ちょっと恥ずかしいけど。
昔はヒーロー性に惹かれているものだと思っていました。
今にして思えばどことなくまったりとしたのどかな雰囲気を感じさせる日常と、人知れずクロウカードを回収するそのヒーロー性。このギャップに、コロッとやられてしまっていたのかもしれない、
子供向けアニメながら、今見ても素敵だと思わせるストーリー。
登場人物のキャラ設定もしっかりとして、本当に凄いというしかない。
当初はさくらの兄、桃矢が好きだった記憶があります。憎まれ口を叩いても本当は作中トップクラスに優しくて、そして正体を知っていても気づかないふりをする。
もうね、ミラーとのやりとりのシーンとか最高だった。
そしてこのアニメは私が最初に「悶えた」アニメでした。
それは、さくらちゃんのよく言う「ほえ~」や、大丈夫だと根拠がなくても思ってしまう「絶対大丈夫だよ」
……に対してではなく
小狼に悶えてました。
彼が雪兎の魔力に惹かれていた頃は、ふーんくらいでした。
が、彼が段々とさくらに惹かれていく様がもうね、赤面する様がもうね。
思わず見ているこちらが恥ずかしくて、テレビの前からにげ出してしまうくらいでした。
この辺りは、思春期の男の子だったので感情移入してしまっていたのかもしれない。
それくらい、小狼の行動には悶えた記憶があります。その悶え方は成長した今の日ではなく、抑えがたい衝動でコタツに潜ったりもしたなあ(笑)
このアニメでBS加入者が増えただとか、人生を変えたとか色々噂を聞いたりします。
もしかしたら、気づかない間に私の人生も変えられていたのかもしれません。
ただ私としては、カードキャプターを筆頭とするNHKの本気に変えられたという感じの気がします。
衛星アニメ劇場を平日にやっていたころのNHKのアニメは、本当に凄かったと今でも思っている。
小狼がCCさくらの最後のほうで、思いを伝えたとき、いつもなら悶えすぎて見れなくなっていた私もその衝動に打ち勝ち、じっとテレビを見ていたのも良い思い出。
私にとってこの作品は、青春というよりは憧れの世界という感じです。年齢も年齢ですからね。
リアルタイムで見れたのは、幸運だったなあ
オタク予備軍の頃に読んだ、CCさくらのコミック
それから数年後、ある程度自分で漫画を買えるようなお小遣いをもらえるようになってから、CCさくらを買いました。
大まかなストーリーは同じでも、結構アニメは気をつけて放送してたんだなあというのが分かりました。ディープな感じの設定が原作では多々……というほどではないにしろありましたからね。
生徒(小学生)と教師の本気の恋愛とか、天下のNHKでは放送しにくい。
それでも、これは間違いなく私の大好きなCCさくらだと思える内容で、購入して本当に良かったと思った記憶があります。今でも普通に読み返しますからね、この漫画。
アニメと決定的に違うのは最後か。
私は映画も含めたアニメが大好きなので、ラストに関してはアニメの方が私好みでした。こうね、寸止めとはちょっと違うけど、小学生っぽい精一杯の思いの伝え方というのをアニメでは表現していました。
本気のNHKクオリティーは冗談抜きに凄過ぎる。
映画のラストも私にとっては至高。
これのせいで、無責任艦長タイラーの「愛している」と「好き」は違うといったニュアンスの言葉に対して、反発を覚えてしまいました。
あのさくらちゃんの「大好き」が、巷に溢れている安っぽい「愛してる」に劣るなんて絶対に思えない……みたいな。
誰も優劣の話はしてなかったんですけど、私にとっては「大好き」という言葉が最上級の好意の表現になってしまいました。
影響を受けまくった作品です。
CCさくらの話はしだすと長いし、今回は簡単に当時を振り返りながらこんな風に素敵な作品だと感じたんだということを簡単に書いてみました。
NHKにはもっと頑張ってもらって、素敵なアニメを作ってもらいたいなあというのが私の願いです。
衛星アニメ劇場で育った人間なので。だぁ!だぁ!だぁ!がCCさくらの後に入って、6時半からはヒヲウ戦記、そして学園戦記ムリョウが始まって……。
衛星アニメ劇場の中でも、火曜は本当に素敵なアニメをやっていたと今更ながら思います
。
あんまり漫画の方に触れていませんが、アニメも漫画も実に面白いので興味のある方はぜひぜひ。
さくらちゃんの可愛さに悶えるが良い。私は勝手に小狼に悶える(今なお)
ちなみにですが、アニメはどの話も面白いですが個人的には
66話 さくらの一番好きな人
最終話 さくらと本当の想い
の終盤二つがやはり好きです。思い入れがありすぎる。
アニメを見終わったら絶対に「劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード」が見たくなります。
本当に「大好き」な作品です。
あと歌も素敵でしたよね!プラチナ等が有名ですが、「劇場版カードキャプターさくら」の「遠いこの街で」も他の曲に負けないほど「大好き」←
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- アーティスト: アニメ・サントラ,木之本桜(丹下桜),大道寺知世(岩男潤子),李苺鈴(野上ゆかな),佐々木利佳(川上とも子),柳沢奈緒子(本井英美),三原千春(松本美和),沢木真奈,根岸貴幸
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