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このご近所恋愛コメディが面白い!東久留米民必見の「東のくるめと隣のめぐる」

あまり感情を表情に出さない、クールで可愛い女の子がクラスにいるとします。
その女の子が、自分に学校では見せない表情を見せてくれたら、嬉しくありませんか?


そんなこじらせた男性が憧れるシチュエーションが、「東のくるめと隣のめぐる」で描かれています。

東のくるめと隣のめぐる(1) (角川コミックス・エース)

東のくるめと隣のめぐる(1) (角川コミックス・エース)

隣の席の子が、隣人になったら


主人公の耕助は、キラキラした青春に憧れるものの、特に何かあるわけでもない高校生活を過ごしていました。
数少ない心動かされる要素は、隣の席の塚原めぐるに関すること。
学校でも評判の美少女ですが、クール過ぎて取り付く島もないことでも有名でした。


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めぐる相手では、消しゴム拾った程度で何か始まることはないらしい

笑顔一切なしだと、ちょっと怖いですね。
耕助も、この結果は予想はしていたでしょう。
していたけれど、それでも渡す直前のニヤケ顔は、絶対何か期待している顔だった。


オトコって、ホントバカ。
気持ちは痛いほど分かる。もうこの瞬間、この主人公に幸あれって思った私がいた。


そんな彼女ですが、色々あって隣人になったら別の顔が見られるようになりました。

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ぎゃ、ギャップ萌えの範疇に収めていいのかなこれは……


ムチューとか、これは本当にめぐるなのかと疑いたくなるレベル。
双子の妹とか言われた方が、よっぽど納得する。
そんな疑問を覚えた後に、アフロと呼ばれている謎の生物にようやく注目がいく。それくらい誰だよってなりました。


ちなみにこのアフロ生物、どうやら猫らしい。
忍者ハットリくんの獅子丸を思い出した。あれは犬だけど。


隣の席のめぐるは、クールで可愛い女の子でした。
隣人のめぐるは、ちょっと不思議で、表情豊かな可愛い女の子です。

はにかんだり、照れたり

耕助が引っ越した先は、東久留米市です。
綺麗な川があったり、畑があったり。東京の端の方にあるこの街は、自然豊かな場所でした。

その街にいるときのめぐるは、学校にいる時の表情とは大きく違います。
隣人になったからこそ見れる表情が、たくさんありました。


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こういうイベントに、男って生き物は死ぬほど憧れてしまうんだ(白目)

ちょっとハニカミながら渡してくるめぐるが、たまらなく可愛い。
実はその前にもお菓子を渡そうとしていますが、その時は緊張しすぎて渡せませんでした。

学校では見せないそういった「普通の女の子」としての表情が、非常に魅力的。
渡そうとしているお菓子は芋ようかんなので、「普通の女の子」かはちょっと自信はありませんが……
この普通とはちょっと違う部分も、まためぐるの魅力の1つかなと。


めぐるの隣人となった耕助は、東久留米での様子を学校では秘密にするように、めぐるから頼まれています。
普段の姿を知って、秘密を共有して。
心の距離は、前に比べたらずっと縮まっているのでしょう。


学校では、より一層めぐるのことを考えるようになっていました。


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露骨に見過ぎです。男性諸君も気をつけよう(自戒)

このシーン、見られていることを意識して照れてるめぐるが最高に可愛い。
恐らく、めぐるは他の男子が自分を見つめても、そのことで顔に変化が出るようなことはないでしょう。


耕助が見つめていたから、照れているんですよ。

これが隣人効果か……

いや隣に引っ越せば必ずこうなるわけじゃないけど。意図的にやれば下手すりゃストーカーだからね……


ちょっとずつ、二人が打ち解けていく感じが、読んでいて心地良い。
打ち解けていくから、気になってくる。知りたいことが出てくる。
そのタイミングも、非常に読者の心をくすぐってくるんですよね。

この距離感が、たまらない。耕助と一緒に、めぐるのことを知って、心を通わせていくような感覚です。



良いご近所コメディが登場しました。1巻の終わりも、非常に気になる作りとなっています。
もっとめぐるのことが知りたいし、もっとめぐるの表情が見たくなっている。2巻待てるかな……


東久留米市が舞台になっていて、その風景が少なからず描かれています。
あまり縁のない街でしたが、この作品でちょっと行きたくなっています。
武蔵野市・三鷹市に住んでいた頃なら、簡単に行けたんですが……(笑)


最後に一言。
水着は残念でした(単行本で確認して下さい)

スライムさんと勇者研究部(1) (講談社コミックス)

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