からかい上手の高木さん 2 (2) (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
- 作者: 山本崇一朗
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/11/12
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (12件) を見る
申し訳ない。悶えすぎて申し訳ない!
と、記事冒頭で下の階の人に謝りたくなるほど、私はからかい上手の高木さんに悶えてしまいました。
何だよこれは、何なんだよ!
と読んでしばらく経った今でも、私の感情は高ぶっています。
いやあもう、2巻最高でした(笑顔)
【1巻感想】
gannbarenai.hatenablog.com
照れたら負け。「からかい上手の高木さん」を薦めたい - いつかたどり着く
それはズルいよ、高木さん
高木さんは、隣の席の西方くんをからかうのが大好きです。
校舎内では飽きたらず、下校途中であってもからかいます。
雨の中男女二人きりという男の子にとって素敵なイベント。しかし高木さんと西方の場合主導権は高木さんにある。
西方から濡れていない体操着を借り、後ろを向かせて着替える高木さん。
私なら分かる。いや男子なら分かる。
最高にドキドキするイベントだと。衣擦れの音が……とか憧れのシチュエーション。
そんな中で、見ても良いよと言っちゃうのが高木さん。
ドキドキの西方くん。私までドキドキ。
もちろん、着替え終わっているからなんですが。
ああ、弄ばれている。しかし何だこの快感は(危ない発言)
学校内で行われたテスト返却時でさえ、高木さんにかかればイタズラの場です。
西方と点数の当てっ子を初めます。
表情で、点数を判断しようとする高木さん。
ふーん、が可愛すぎて私の頭がどうにかなりそう。
もうね、この一言で高木さんが何を思ったかが容易に読み取れるんですよ。
59点なんだ、西方って本当に出やすいなー。
みたいなことを思っているのが分かります。
これが馬鹿にしているのではなく、表情に出やすい西方を好意的に思っているのが伝わってくる絶妙な表情。
楽しくて仕方がない、というのがよく分かります。
西方をからかっている高木さんが、本当に楽しそうで。見ているこっちが幸せです。
幸せすぎて悶えます。
高木さんの点数を当てようと、今度は西方が高木さんの反応を伺います。
あからさまに表情を変える点数があったり、高木さんは策士過ぎる。
この程度で高木さんを策士だと思っていた時期が僕にもありました。むしろここからが真骨頂です。
集中して、表情を観察する西方。眼差しは真剣そのものです。
それをフフって笑いながら、高木さんはこう言います。
何だよこれ、何なんだよこれは!!(床を叩いてる)
自分でそうなるように仕向けておいてこの展開です。
これを策士と言わず、何を策士と言うのでしょうか。
この後の西方の表情を読者は簡単に想像できてしまいます。赤面以外に選択肢はありえない。
まさに正答率100%の問題。これをテストに出して下さい先生。
赤面する西方と、平然と微笑んでいる高木さんの対比がまた素晴らしい。
読む度にこのシーンで悶えます。
帯の「それはズルいよ……」っていう言葉を言いたくなります。満面の笑みで。
学校も好きだよ。
学校も好きだよ。
そういう人もいると思います。理由は様々ですが。
高木さんも学校が好きらしい。
明日から夏休みという日、二人で帰る西方と高木さん。
嬉しそうな西方と、いつもに比べればどこか元気のない高木さん。
そこでのやりとりが、たまらなかった。
だって。
そういった時の彼女の視線が、彼女の胸の内を表しています。
学校がないと、西方に会えない。からかえない。
そういった想いが読み取れます。
高木さんの、偽りではない気持ちが伝わってくる。
ああもう、何でこんなに可愛いんだ。そして西方はなぜ肝心な時に見ていないんだ!
高木さんが可愛くて、心の底から悶えました。あまり床を叩くと迷惑なので、隣の部屋の壁を叩きました(この間出て行った)
空を見上げていた高木さんは、きっと西方に会う理由作りを考えていたのかな、なんて妄想をしてニヤニヤします。
夏休み、定期的に空き地で自転車の二人乗りの練習。
道路には出ず、空き地で二人乗り。
意味がないような練習にも、意味はある。だって明日から夏休み。
この展開を読んだ時、死んでも良いと思えるくらい悶えました。
マーベラス。拍手したい。
2巻の内容にただただ悶えてしまいました。この漫画最高だな!
この漫画のために、ゲッサンを買う価値がある(ゲッサンminiで連載)
私を今、最も悶えさせる漫画です。