四月は君の嘘にどっぷりとハマっています。
この時代に生きていて良かった。漫画もアニメもリアルタイムに楽しめるから。
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OPがとても素晴らしい。これだけで原作ファンはアニメ好きになっちゃうレベル。
需要はないかもしれませんが、四月は君の嘘の名言を今回は紹介します。
- 作者: 新川直司
- 出版社/メーカー: 講談社
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暴力上等 性格最低 印象最悪 ―――でも 彼女は美しい
出会った時に殴られたり色々した主人公・有馬が、ヒロインの宮園かをりの演奏を聞いた時の感想。
前半に悪口のオンパレードですが、後半の一言がいかに彼女の演奏がそれとは関係のないほどの領域で美しく存在しているかが分かります。
あのコ達にとって――君の演奏を聴いてあわてて花を買って渡した今日のことは忘れられないよ たぶんそういう演奏だった
かをりの演奏の感想を問われた時の有馬の言葉。震えていた手を見て、いかに彼女の演奏が人の心を震わせる良いものだったかを的確に伝え、彼女を勇気づけている。
心魅かれるコに好きな人がいるのは当然 恋をしてるからそのコは輝くんだもん だから人は――理不尽に恋に落ちるんだ
恋をしているから、輝くんだ……という有馬の友人・渡の名言。深い。
その輝きに魅了されて、私達は理不尽に恋に落ちてしまう。それを良しと素直に思えるあたりが、モテるんだろうなあ。
無理かどうかは 女の子が教えてくれるさ
同じく渡の言葉。凄い青春っぽい。やっぱりモテるな。
もう一度聴きたいけど聴きたくない もう一度会いたいけど会いたくない こういう感情を何て呼んだかな こういう気持ちを何て言ったかな 君は 春の中にいる
1巻で一番好きなシーンの言葉。この感情の矛盾というか適切な言葉が出てこないむず痒さが逆に心地よい。
惹かれるのが怖くて、でもどうしようもなく惹かれてしまっていて。
こういう感情、私達も持つこと結構あるよなあ。
私の伴奏をしてください 私を ちょっぴり支えてください くじけそうになる私を――支えてください
春の中にいる、無邪気な女の子。強くて明るい。宮園かをりはそう見えるけれど、弱さもまた持っている。
演奏した後に、緊張や不安が手の震えとなって表れるように。
その弱さをさらけ出して、彼女は有馬にお願いをする。支えて欲しいと。
この言葉を聞いて、有馬は渡の「無理かどうかは女の子が教えてくれる」という言葉を思い出します。
無理かどうかは、かをりのこの言葉が教えてくれました。
……という感じで1巻の名言を紹介。
端的に取り出しているからアレですが、作中の流れで読むと破壊力抜群の言葉たちです。
来年の四月までは、私の中ではずっと四月は君の嘘がブームだよ!
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