いやー、参りましたね。
可愛すぎて申し訳ない。
私じゃなくて、ヨナがですけど。
前巻がオッサンだらけで少女漫画の表紙とは思えなかったのとは違い、14巻は四龍のイケメン?たちを集めて、まあ少女漫画かな?という感じの表紙。
センターが仮面の君ではあるけど、前巻に比べたら大した問題でもない(引っ張る)
火の部族での戦いを終え、最近治安の悪くなった水の部族を訪れるヨナ一行。
死線を共にくぐったせいか、全体のまとまりが以前より感じられる気がしました。
濡れた服をヨナが着替えるため、野郎どもが出て行くシーンがありました。
ただ、野郎どものお着替えシーンではお姫様は目をそらす描写もない。
……逞しくなったなあ(笑)
シンアとのゼノは、お構いなしに着替えていたというのが正しい気もしますが。
ヨナの目を気にしていたのか、そのコマで一人だけ上裸になっていなかったキジャがなんとなく可愛い。
アダルト担当?なジェハは、ハクを誘って花街に出かけようとしますが、そのシーンでまさか悶えることになるなんて……。
理解のある主人を装いながらも、ちょっと不満そうなヨナの表情。
ハクの言葉を聞いて、ちょっとためて次のページに……
ヨナの努めて表情に出すまいとしながらも、やはり嬉しそうな顔がもう……もう!
開始早々ニヤニヤしちゃいましたよ。電車でやったらちょっと周りから人が離れていくレベルで。
この無自覚な気持ちが現れるシーンは、なぜこんなにも幸せな気持ちになれるんでしょうか。
可愛くて仕方ない。
前回までの凛とした雰囲気も持ちながら、この可愛さ。
反則的ですね。バレエマンガだったら、トゥショーズに画鋲を入れられるくらいに嫉妬されます。
そんなヨナとハクのやりとりを、なんとも言えない感情で見ているのがジェハでした。
ヨナへの気持ちを偽りだとしながらも、ハクにだけ見せるヨナの表情が彼の胸を締め付けます。
他の四龍に比べ恋愛経験?が豊富だからこそ、自分の気持ちに素直になれないのかもしれません。
しかし彼が水の部族の地で窮地に陥った時、思い出したのは仲間の姿であり、守るべき姫たるヨナの顔でした。
水も滴る可愛い女の子、ってこの場面は言っても許される。
自分の帰る場所がヨナたちの元であることを自覚し、同時に「元の理由」が何であっても、ヨナのそばにいたいということをジェハは強く感じることになりました。
寒さが…薄れていく…
ヨナたちが駆けつけた時のジェハの言葉です。
帰る場所としての家は、特定の場所ではなく「人」が作り出す空間なのかもなと思いました。
しかしこんなにもヨナが可愛いと、心配されたくて危険な目に進んであいたくなってしまいそうですね(笑)
かつてそんなことをハクも言ってましたが、読者も14巻にしてその気持ちがとてもよく分かりました。
ヨナを心配させたい男性が、この巻で急上昇間違いないし(迷惑)
ちなみに、危険な行動をしたジェハを戒めるこのシーンも地味に好き。
ハクはどうも、あまりヨナ以外に仲間意識的なのを見せるシーンは少ないのですが、だからこそジェハを心配するこのシーンは良かった。
ハクにとっても、四龍はヨナを中心とした「仲間」なんだなと分かる隠れた良シーン。
いかん、暁のヨナを堪能しまくっている(笑)
水の部族で戦いを開始し、その地で知り合った少女たちの会話シーンも悶絶ものでした。
ヨナが剣を習う理由を問われた際、足手まといになりたくないというのに加えて
い、いじらしい……!!
思い浮かべるハクの顔。自分が頑張れば、認めてくれる。また笑ってくれる。その顔がまた見たくて、ヨナは頑張ってしまうのですよ。可愛すぎてもう床を転げ回りますよ僕は(知らん)
ハクが特別な人なのは当初からずっと変わっていませんが、「どう」特別なのかは少しずつ変化しているのが面白い。
自分の剣が褒められれば、ハクが褒められたと嬉しがるとかもうね。
どうしようもなく、ヨナが可愛いてブログで言いたかった。
暁のヨナの今後を考えると、胸が高鳴ります。恋かもしれません。
ということで、次号からのはなゆめの購読を開始します(本当です)
ちなみに下が、少女漫画とは思えないオッサン率80%の表紙(スウォンいるけど小さい)