いつかたどり着く

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「初恋ゾンビ」変化を自覚していく幼なじみがどえりゃー可愛いのだ

近くて遠い。


私は、幼なじみの距離感をよく上記のように表現します。
他人に比べて間違いなく近しい存在でありながら、強固な関係が出来上がってしまっている故に、それ以上近づくこともなく。
だからこそ、幼なじみの恋は難しい。


しかし、彼女たちだからこそ、「恋」になっていく過程が、より素晴らしく映るのも事実です。
変わらないはずの関係が、変わっていく様が。
変化に戸惑い、そして受け入れていく姿が。


さて、初恋ゾンビの幼なじみヒロインといえば、もちろん江火野さんです。
今週はまさに、「変化に戸惑う」感じがにじみ出ていて……ニヤニヤが隠しきれませんでした!


※単行本7巻感想書きました

江火野さんの芽生え


www.itutado.com


先々週からスタートしている生徒会選挙編。
江火野さんとタロウは、二人きりでポスター張り。
彼らにしたら、二人でいることも特別珍しくはないことでしょう。
それでも、江火野さんは少しだけ意識してしまっていて。


気になっていた疑問。タロウが選挙戦を頑張る理由。
尋ねる中で、つい「あたしのため?」と聞いてしまう江火野さん。
すぐに打ち消そうとしますが、意外にタロウはそれを肯定します。
優先順位をつけるならば、そうだと。


驚いて、ちょっと赤面してしまう江火野さん。
さらっと凄いこと言ってますからね(笑)
江火野さんは、そこで違和感を覚えていました。


でもそれは、タロウの発言に対してではなくて。
「あたしのため?」と尋ねた、江火野さん自身。


今までは、聞かなかったであろう質問。思いつかなかったであろう質問。
なぜ、江火野さんはそう尋ねたのか。


決まっている、「自分のために頑張っている」ということを、心のどこかで期待していたのだ。
自分のためであって欲しいと、思っていたのだ。
それこそが、違和感の正体。そう思うようになった、自分自身。
それに彼女は、気づいてしまった。


https://blog-imgs-110.fc2.com/z/e/l/zelkova777/hz302.jpg


甘酸っぱすぎて震えるわこんなの!


江火野さんの心が、今までにないほど鮮やかに色づくのが分かりました。
変化を自覚した瞬間を、こんなにも上手く切り取るなんて……。
一瞬、だけど最高に甘酸っぱい瞬間が見事に描かれていて、ちょっとため息が漏れてしまった。


もう、どえりゃー可愛いのだ。
変化に戸惑っている感じが、最高に読者をニヤニヤさせてくれます。
一度意識したらね、もう止まらなくなっていくのが目に見えているんですよ。


今までも、タロウを意識する瞬間はありました。
でもそれは、結局どこまでいっても無自覚なままの状態で。
今回は、明確に自分の変化を自覚しています。ここからはもう、加速度的にラブがコメっていくのが分かって……想像するだけで楽しい。


しかし、今週の江火野さんはそれだけではない。
甘酸っぱい恋だけが、江火野さんの魅力ではないのだ。そのダイナマイトボディを、フル活用してこそラブコメのヒロイン。
それを読者に教えてくれました。


https://blog-imgs-110.fc2.com/z/e/l/zelkova777/hz303.jpg


かつてワンピースのナミは、アラバスタ編のお風呂場で、自分の裸を見せる「幸せパンチ」なる技を披露しました。
あれが「パンチ」なら、この江火野さんの行為は……


幸せバズーカだな!!


効果で読者はニヤけ死ぬ。


もうこれ、最高にラブコメで楽しくなってしまいました。
タロウ場所代われ、が読者の総意です。
人生の最後が江火野っぱいによる窒息死だったら……笑顔で逝けるかもしれない(笑)


このシーンを見て、江火野さんが腕立てしている時に下に入りたいと思ったのはきっと私だけではあるまい……

イブの変化について


今週のラストシーン、私もそうですが驚いた方も多いのではないでしょうか。


https://blog-imgs-110.fc2.com/z/e/l/zelkova777/hz304.jpg


ついに、初恋ゾンビであるイブが、人に触れられるようになりました。
ここでちょっと気になるのが、「人に触れられるようになった要因」です。


当初は、江火野っぱいに潰されたことでタロウが再び額から出血、その影響でイブの能力が強まったように読み取れました。
しかしよくよく考えると、イブ側が要因なのではないでしょうか。


今回、指宿くんがピンチに陥り、助けられるのは自分だけの状況。
イブが強く助けたいと思ったことで、触れられるようになったのではないでしょうか。
タロウの出血は、イブが能力を行使したことによる負担ではないか……というのが私の推測です。


イブが衣装を自分の意思で変えられるようになったのもそうですが、イブの意思で、周りに干渉する力が強くなってきているのでしょう。


人に触れたいというのは、イブ、そしてタロウの願いでもありました。
タロウならば、負担がかかっても良いから、一度は触れたいと願うかもしれません。
単行本7巻でも、触れられないことの切なさを、タロウは痛いくらい感じていたから……


「触れる」ことができるようになったことが、今後の物語にどう関わっていくかが非常に楽しみです。


あ、ちなみに捉えられてる時の指宿くんは、薄い本で描かれそうな感じでした(笑)


https://blog-imgs-110.fc2.com/z/e/l/zelkova777/hz305.jpg


仮に初恋ゾンビの薄い本(R18)が出ても、私はイチャラブ以外は買わんぞ!!

終わりに



今週は、江火野さんやイブの変化が描かれる、なかなか重要な話だったと思います。
幼なじみの恋は、じれったさもあるけれど、少しずつ変わっていく様は、やっぱり良いなあと思いました。
変化を自覚したシーンは、ついつい読み返しちゃうレベルで可愛い。


個人的には、指宿バズーカもぜひ描いてほしいです。
それでも、タロウに女の子だと気づいてもらえないかもしれませんが(笑)


……こらこら、バズーカじゃなくて豆鉄砲とか言うな!!


※試し読み
seiga.nicovideo.jp

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