「僕たちは毎日いじめをする」というweb漫画を読んだ。
別に胸くそ悪い話ではない。
いじめを最小限にするために、特定の生徒が「制度としてのいじめ」を行うという設定がある……というのがこの物語の大きなポイントだ。
読み終わって、言っていることは何となく分かる。
でも私は、読み終わって最初に浮かんだ感想がモヤっとするだった。
これは、いじめが悪いことだと知りつつも、無くすことはできないとどこかで私が思っているからだろう。
その点で言えば、この漫画でもいじめは無くならないと結論付けている。
スタンスとしては私と近いはずなのに、やっぱりモヤっとするのだ。
無くならないと思いつつも、無くなって欲しいと思っているからかもしれない。
モヤっとしながら、考えさせられる漫画だった。
この記事で何か引っかかるものがあったら、ぜひ読んでみて欲しい。