いつかたどり着く

漫画を中心とした感想&レビューサイト。

ブログが続かなくて移転を繰り返した話 その2 はてなとの出会い編


前回のあらすじ。
義務教育時代にブログを始めて、色々会ったけどアクセス数を求めて新たなブログを開設することになった。


○○と香辛料というブログ名にして、オタク系の記事に特化したブログを始めた。


タイトルにもつけているように、この時期は狼と香辛料にハマっていたのでネットで拾った公式画像をちょっと加工して壁紙にして配布したりした。頻繁にできるようなことではなかったが、これはなかなか受けが良かった。


しかし、メインは漫画感想になっていた。この頃になると、ハヤテ系の記事中心ではあったが様々な漫画感想の記事を書いていた。
KKGからの捕捉率も悪くはなく、アクセス数が2000~3000で安定するようになった。
漫画は親が好きなこともあって、古いものもそこそこ読んでいたのが、当時のネット層にマッチした部分もあったのかもしれない。


ちなみに調子に乗ってラノベ感想ブログも作った。半年で止めた。
壁紙ブログも作った。多分ほとんど続かなかった。


高校2年生にもなると、私も中堅漫画感想ブロガーを名乗っても良いだろうと思い始めていた。
事件はここで起こる。


そこそこのアクセス数を稼いでいた割に、私は読む相手がいるという意識が皆無だった。
自分の書きたいように書く。それはブログ的には間違ったことではないが、不快に思う人がいる可能性にまで頭が回るような出来の良い高校生ではなかった。


思ったことをただ書き連ねていた私は、ある時「サッカー漫画には天才が多過ぎる」的な批判記事を書く。
確か、サンデーのゴールデンエイジに触発されて書いた記事だったはず。
※批判記事のきっかけにはなったものの、単行本持ってるし普通に好きな漫画(笑)


これが一部の人の怒りを買い、はてブでプチ炎上。
ネットという見えないところで向けられる敵意のような感情に、高校生だった私はかなりビビる。


批判しているくせに、自分が批判されるわけないという思い込み。都合の良い時だけクローズしていた、当時の私の世界。
当時私は、確かに少しくらい悪いところがあったのは事実ではあるけれど、被害者という意識を持っていた。


はてブというのは怖い存在だ。
いやそもそも、はてなを使っている連中とは相入れぬ存在なのだと思うようになっていた。


この出来事をきっかけに、2年間ほどはてな嫌悪期に突入する。
はてなユーザーというだけで、私の評価が下がるレベルだった。


その一方で、はてブでホッテントリする記事が出てきたのもこの出来事以降になる。
ブロガーとしてアクセス数の増加は嬉しいものの、内心少し複雑ではあった。


この○○と香辛料というブログは、約3年ほど続いた。200万アクセスを達成し、アクセス数だけで言えば1番大きなブログだ。
が、一方で私は劣等感を覚えていた。

同時期にほぼスタートしたのに、自分より大きなブログになっていた漫画ブログが存在したからだ。
「オトコでも読める少女漫画」と「プリン味サワー」だ。

http://sour10.blog115.fc2.com/


アクセス数的にも差があったかもしれないが、それ以上に玄人に受けているという点が私との明確な違いだった。
上記2つのブログは、KKG掲載率が私よりもずっと上だった。


この頃になると、私はアクセス数よりもオタク系のニュースサイトに補足されることに執着していた。
玄人に認められたかったのだろう。
しかし悲しいかな、狙った記事ほどその浅さが見えてしまうレベルだった。


ニュースサイトの他にも、Amazonリンクのアフィでも私の影響度の低さが分かっていた。
高校生になって、ようやく私は自由に使える口座を持ち中学生の時の初期の望みが叶う状況だった。
が、3年間で200万アクセスを達成した割に、Amazonからのアフィ収入は年に2回口座に支払われることがあるかないかだった。
※これで多分大体の金額がアフィってる人には伝わる。


玄人に認められたい。通ぶりたい。


そのためには、このブログでは駄目だ。新しいブログが必要だ。


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という全く成長していない考えで、ブログの新設を決意。


東京の大学へ進学するのを機会に、新規ブログの開設と、長年使い続けたF○ボーイというハンドルネームを捨て転生を行うこととなった。


「マンガのおかげでした」


というブログを解説した。ご想像の通り名前はテレビ番組から取っている。
マンガ好きをアピールするために、ブログ名にとりあえず「マンガ」って入れたかったのは覚えている。
「マンガがあればいーのだ」と似た名前にして誘導しようとかそういう考えではない、念のため。


多分9個目くらいのブログになる。


ここから、私のブログ人生の第3期がスタートした。


その3 界隈の人と仲良くなる編 に続く(誰が読むんだこの記事)

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